エマージェンシーストップとは、ランニングマシンに備えられている安全対策用の機能の一つです。エマージェンシーストップは、日本語で「緊急停止」を意味する言葉であり、エマージェンシーストップを作動させるとランニングマシンが停止します。

エマージェンシーストップの仕組みは、メーカーや機種によって異なります。特に多いのは、マシン本体に付属した安全クリップを衣服に装着する「セーフティーキー」と呼ばれるタイプです。運動中に転倒した場合、セーフティーキーが引っ張られてマシンから外れ、マシンはこれに反応して緊急停止します。

また「コンソール」と呼ばれる操作パネルに、エマージェンシーストップのボタンが設置されている場合もあります。物理的なボタンや、タッチパネルを押すだけでマシンの動きが止まり、事故を予防することが可能です。

ジムに設置されているランニングマシンを使う際、エマージェンシーストップの場所や使い方がわからない場合は、トレーナーやインストラクターに質問しましょう。エマージェンシーストップを正しく利用できれば、走行ベルトに巻き込まれる事故を防げる他、速度に追いつけなくなった場合などでも安全にマシンを止められます。