BMI(Body Mass Index)とは、瘦せ型か肥満型かなどを判断する「体格指数」の一つです。BMIはWHO(世界保健機関)によって基準値が定められており、日本だけでなく、海外でも体格指数として頻繁に用いられています。

BMIの計算式は「体重÷身長÷身長」です。BMIが16未満の場合は「痩せすぎ」、16.00~16.99の場合は「痩せ」、17.00~18.49の場合は「痩せ気味」、18.50~24.99の場合は「標準」、25.00~29.99の場合は「前肥満」、30以上の場合は「肥満」に分類されます。

例えば、身長170cmで体重が60kgの場合、BMIは20.7となるため、「標準」に該当します。

BMIの注意点は、筋肉量を計算に含まないことです。同じ体重60kgの方でも、筋肉量が多い方もいれば、脂肪量が多い方もいます。そのため、BMIの計算だけでは、いわゆる「マッチョ」なのかどうかを判断できません。

ただし、BMIが健康体かどうかを判断するために役立つ指標であることは、事実です。ジムでトレーニングを行う場合は、定期的に体重を計測しながらBMIを計算し、自分自身が痩せているのか、それとも肥満に近い状態なのかを確認しましょう。