腰枕おすすめ5選！選び方のポイントや使用を中止すべきケースも解説

１．腰枕とは

腰枕とは、寝る姿勢を取るときに腰とマットレスなどの寝具との隙間を埋めるアイテムのことです。

以下は腰枕を使用しない場合と使用した場合のイメージをまとめたものです。

腰と寝具との間に隙間がある状態で寝ると、体重が腰に集中して腰を痛めてしまう恐れがあります。

腰枕を使用すれば腰に体重がかかりにくくなり、負担を和らげることができますよ。

睡眠中や起床後などの腰痛に悩んでいる方は、腰枕の利用を検討してみましょう。

なお腰枕には腰の下に敷いて使うタイプと腰に巻いて使うタイプの2種類があり、製品によって特徴もさまざまです。

次章で腰枕の選び方を解説するので、ご自身に合う製品を見つけるために役立ててくださいね。

２．腰枕の選び方！5つのポイント

「腰枕を選ぶ際のポイントを知りたいな」

せっかく腰枕を購入するのなら、後悔しない製品を選びたいものですよね。

そこでこの章では腰枕を選ぶ際に注目すべき五つのポイントを解説します。

ポイント１　形状

腰枕には腰の下に敷いて使うタイプと腰に巻いて使うタイプがあるので、ご自身にとって使い勝手が良さそうな形状を選びましょう。

おなか回りを圧迫したくない方には敷いて使うタイプ、就寝時に腰枕がずれるのが気になる方やフィット感を重視する方には巻いて使うタイプがおすすめですよ。

ポイント２　厚さ

腰枕の厚さも必ずチェックしておきたいポイントです。

腰枕が薄過ぎる場合には腰を十分に持ち上げることができず、厚過ぎる場合には腰が必要以上に反って痛みを引き起こす可能性があります。

使用する人によってちょうど良い厚さは異なるので、バスタオルなどを腰と寝具との間に敷き、どれくらいの厚さが必要か確認してから購入すると安心ですよ。

ポイント３　中材

腰枕に使われる主な中材には「ポリエステル綿」「パイプ」「ビーズ」「ウレタン」があります。

以下に主な中材と、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

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ポリエステル綿は弾力性に優れていて、ふわふわとした感触が特長です。

パイプは通気性と耐久性に優れ、水洗いが可能なので衛生的に使いたい方におすすめです。

ビーズは粒が小さく、寝返りなどで体勢を変えても体にフィットします。

ウレタンには低反発と高反発があり、腰をしっかりサポートしたい方には高反発ウレタンが、包み込まれるような感触が好みの方には低反発ウレタンが向いています。

中材によって使用感が異なるので、ご自身に合ったものを選びましょう。

ポイント４　寝具との相性

マットレスや敷布団などの寝具と腰枕との相性も必ず確かめておきたいポイントです。

寝具がやわらかめの場合には体の沈みが大きくなるので、腰をしっかり支えられる硬めの腰枕がおすすめです。

一方、寝具がかための場合には、腰が反り過ぎないように柔らかめの腰枕を選びましょう。

ポイント５　幅

敷くタイプの腰枕を検討している方は、幅にも注目しましょう。

幅が足りないと、睡眠中の寝返りによって腰枕から体が落ちてしまうことがあります。

十分な幅がある腰枕を選べば、寝返りが多い方でも快適に使えるでしょう。

３．腰枕のおすすめ5選

「腰枕にもいろいろな製品があるんだな……。おすすめはどれだろう？」

腰枕と一口にいっても、さまざまな製品があるためどれを選んだら良いか迷う方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では腰枕のおすすめ5選をご紹介します。

以下の表に参考価格や形状、中材などの基本情報をまとめているので、製品を比較する際にご活用くださいね。

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おすすめ１　アルファックス FULUWA お医者さんの腰futon

参考価格（税込）	7,700円
形状	巻くタイプ
中材	フワリーヌ（ポリエステル100％）

FULUWA お医者さんの腰futonは株式会社アルファックスが提供している腰に巻いて使うタイプの腰枕です。

整形外科医が共同で開発に携わった製品なので安心感がありますよ。

中材には「フワリーヌ」というポリエステル綿が使用されていて、ほんのりぬくもりを感じることができるでしょう。

腰のラインに沿って優しく包み込み、腰への負担を軽減しますよ。

またFULUWA お医者さんの腰futonは洗濯機で丸洗いが可能です。

衛生面が気になる方でも気兼ねなく使えますよね。

ただし本記事でご紹介している製品のなかでは価格がやや高めな点に注意が必要です。

FULUWA お医者さんの腰futonは巻くタイプの腰枕を探している方や衛生的に使いたい方におすすめです。

おすすめ２　テンピュール・シーリー・ジャパン ベッドバックサポート

参考価格（税込）	16,500円
形状	敷くタイプ
中材	テンピュール素材

ベッドバックサポートは「テンピュール素材」が使用された腰の下に敷いて使うタイプの腰枕です。

一人一人の体型、体重、体温に応じて、体にフィットしますよ。

幅が約70cmと広めの設計なので、寝返りを打っても落ちにくい利点があります。

「寝返りが多いけれど、巻くタイプの腰枕は使いたくない」という方にぴったりですね。

また購入日から3年間のメーカー保証が付いている点もメリットとして挙げられます。

2cm以上のへこみが生じた場合に保証が適用されるので、長く使いたい方におすすめです。

ただし本記事で紹介している製品のなかでは価格が一番高いので、リーズナブルな腰枕を探している方には不向きといえます。

ベッドバックサポートは幅が広めの敷くタイプの腰枕を探している方や、腰枕を長く使いたい方に向いていますよ。

おすすめ３　まくら株式会社 王様の腰枕

参考価格（税込）	3,850円
形状	敷くタイプ
中材	ポリエステル綿、ポリエチレンビーズ

王様の腰枕は柔らかさが魅力の敷くタイプの腰枕です。

独特な感触は伸縮性のある側生地と中材によるものです。

中材にはポリエステル綿とパウダー状の超極小ビーズを混合したものを使用していて、独特の柔らかさを実現しています。

中央部とサイドとで中材の流動性が異なるように設計されているのも特長です。

中央部は硬めで、中材が流動し過ぎないため、あおむけの姿勢を取るときに腰をしっかり支えます。

一方、サイドは中材が適度に流動し、横向きになったときに体を優しく支えるように造られています。

あおむけと横向きのどちらの姿勢でも、腰への負担を緩和する設計になっているのはうれしいポイントですね。

ただし厚さが約2～3cmと本記事でご紹介している腰枕のなかでは薄めな点には注意が必要です。

厚みが足りない場合は、王様の腰枕の下にバスタオルを敷くなどして高さを調節すると良いでしょう。

王様の腰枕は柔らかく低めの腰枕を探している方に向いているといえますよ。

おすすめ４　TRA 腰枕＆足枕 ここにも枕

参考価格（税込）	2,640円
形状	敷くタイプ
中材	ナチュラルパイプ（ポリエチレン）

腰枕＆足枕 ここにも枕は中材にパイプが使用された敷くタイプの腰枕です。

スナップボタンが付いていて、好みの形に変えることができます。

半分に畳んだり丸めたりすれば、足枕や背当て、机に伏せて寝るときの枕などに使用できますよ。

腰枕としてだけでなく、さまざまなシーンで活用できるのは魅力的ですよね。

さらに3,000円以下とリーズナブルな価格設定なので、気軽に使えます。

ただし洗濯機で洗えない点には注意が必要です。

汚れが気になったら手で洗うようにしましょう。

腰枕＆足枕 ここにも枕は腰の下に敷くだけではなく、さまざまなシーンで活用したい方やリーズナブルな腰枕を探している方におすすめです。

おすすめ５　オーシン ムレない腰まくら

参考価格（税込）	5,480円
形状	巻くタイプ
中材	エアーラッセル22（ポリエステル100％）

ムレない腰まくらは通気性に優れた「エアーラッセル」が中材に使用された巻くタイプの腰枕です。

側生地も通気性が高いメッシュ素材が使われていて年中蒸れにくい特長がありますよ。

またエアーラッセルにはドライヤーなどの熱風を当てると形が元に戻ります。

長期間の使用でへたってきてもドライヤーで復元できるのはうれしいポイントですね。

ただし対応のウエストサイズが着衣の状態で80～120cmと大きめです。

サイズが合わないと就寝中にずれる可能性があるため、ご自身に適しているかどうか事前にチェックしておきましょう。

ムレない腰まくらは通気性に優れた腰枕を探している方や、長く使いたい方に向いていますよ。

４．腰枕の使用を中止すべきケース

「腰枕を使って腰痛が悪化することがあるって聞いたんだけど、大丈夫かな？」

「腰枕を使う場合、何に注意すれば良いんだろう？」

腰枕について調べているなかで、このような話を見聞きしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以下のケースに該当する場合は、腰痛が悪化してしまう恐れがあるのですぐに使用を中止しましょう。

それぞれのケースについて詳しく解説します。

ケース１　腰が反った姿勢になる

腰枕を使ったときに、腰が反った姿勢になる場合にはすぐに使用を中止してください。

腰が反った姿勢になるのは腰枕が厚過ぎることが原因だと考えられます。

背中や腰の筋肉に負担がかかり腰痛を引き起こすことがあるので注意しましょう。

ケース２　寝返りをスムーズに打てない

寝返りをスムーズに打てない場合も、腰枕の使用を中止しましょう。

寝返りが十分に打てなくなると腰に圧力が集中し、腰回りの筋肉が凝り固まって腰痛を引き起こすことがあります。

寝返りが打ちにくくなる原因として、腰枕が厚過ぎるケースが考えられるため、ご自身に合ったものを使用するようにしてください。

５．腰枕についてのまとめ

腰枕は就寝中や起床時に腰の痛みを感じる方におすすめです。

寝る姿勢を取るときに腰枕を使うと、腰と寝具との間にできる隙間を埋めることができ、腰にかかる負担を軽減できますよ。

腰枕には大きく分けて2種類の形状があり、手軽さを重視する方には敷いて使うタイプ、寝返りを打つのが多い方には巻いて使うタイプが向いています。

また腰枕を使うときにはご自身に合った厚さを選ぶことも重要です。

腰枕が薄過ぎると腰の隙間を埋められず、厚過ぎると必要以上に腰が反って負担がかかってしまうので注意しましょう。

その他に中材、寝具との相性、幅なども確認して選ぶと安心ですよ。

どの製品が良いか迷う場合には、以下の腰枕のなかから選んで使ってみてくださいね。

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