自宅でできる脊柱起立筋トレ3選|正しいフォームと実践のコツを解説
脊柱起立筋を鍛えたいけれど、「どんなトレーニングをすればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
脊柱起立筋は、体幹を安定させるために重要な筋肉であり、正しいフォームで鍛えることが何より大切です。 この記事では、初心者でも取り組みやすい「キャット・カウ」「バックエクステンション」「ドローイン」の3種類のトレーニングを、手順や注意点とともに詳しく解説します。 腰や背中の負担を減らしながら、姿勢改善や体幹強化を目指す方はぜひ参考にしてみてください。
脊柱起立筋の鍛え方
「脊柱起立筋を鍛えるにはどのような方法があるのだろう?」 どのようにして脊柱起立筋を鍛えれば良いのか、よく分からない方もいるでしょう。
ここでは脊柱起立筋を効率的に鍛えられる方法をご紹介します。
キャット・カウ
キャット・カウは、骨盤を動かすことで脊柱起立筋と腹筋を鍛えるトレーニングです。 体幹全体を鍛えたい方におすすめです。
【キャット・カウの方法】
- 四つ這いの姿勢になる
- 背中を丸めるようなイメージで骨盤を後ろに倒して、腹筋に力を入れる
- 3〜5秒間キープしたら力を抜く
- 背中を反らすイメージで骨盤を前に倒し、背筋に力を入れる
- 3〜5秒間キープしたら力を抜く
- 手順2〜6を計5セット行う
骨盤と背骨を柔軟に動かせれば、腰にかかる負担も軽減できます。 骨盤の動きを意識しながら行ってみましょう。
バックエクステンション
バックエクステンションは、うつぶせで行う脊柱起立筋のトレーニングです。
【バックエクステンションの方法】
- うつぶせになり、両手を頭の後ろに添える
- 上半身を反らして、可能な範囲まで上げる
- 10回×3セット行う
バックエクステンションを行う際は、勢い良く腰を反らすと腰痛の原因になるので注意してください。 腰を反らすのが難しい場合は、足を固定すると行いやすくなります。
ドローイン
ドローインは脊柱起立筋の他に、「インナーマッスル」を鍛えられるトレーニングです。 インナーマッスルには体幹を安定させる役割があります。
【ドローインの方法】
- あおむけになって両膝を立てる
- 腰にタオルまたは両手を入れる
- タオルまたは両手を押し付けるイメージで、息を吐きながらおなかに力を入れる
- 3秒間キープしたら力を抜く
- 手順3〜4を10回×2セット行う
ドローインは、上半身を大きく動かすことなく脊柱起立筋を鍛えられるメリットがあります。 動くときに腰が痛む方や、気軽にトレーニングしたい方はぜひ行ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 脊柱起立筋のトレーニングは、特別な器具がなくても自宅で簡単に行えるのが魅力です。 キャット・カウで背骨と骨盤の柔軟性を高め、バックエクステンションで筋肉を強化し、ドローインで体幹の安定性を高めることで、バランスの良い鍛え方ができます。
要点まとめ キャット・カウ:背骨の動きを改善し、柔軟性を高める バックエクステンション:脊柱起立筋を直接鍛える基本トレーニング ドローイン:腹圧を高め、体幹を安定させる
継続的に行うことで、姿勢の崩れや腰痛の予防にもつながります。
Q&A
- Q 脊柱起立筋を鍛えるにはどんな方法がある?
- A初心者でも取り組みやすいのが「キャット・カウ」「バックエクステンション」「ドローイン」です。どれも自宅で安全に行え、姿勢改善や体幹強化に効果的です。
- Qキャット・カウの正しいやり方は?
- A四つん這いになり、背中を丸める→反らすを交互に行います。骨盤を動かす意識で3〜5秒ずつキープし、計5セット。背骨と骨盤の柔軟性が高まり、腰の負担を軽減します。
- Qバックエクステンションはどうやる?
- Aうつ伏せで両手を後頭部に添え、上体をゆっくり持ち上げて戻します。10回×3セット。勢いをつけず、呼吸を止めずに行うのがコツです。足を固定するとやりやすくなります。
- Qドローインのポイントは?
- A仰向けで膝を立て、息を吐きながらお腹をへこませて3秒キープ。10回×2セット行います。腹横筋などのインナーマッスルが鍛えられ、体幹が安定します。
背中を鍛えて姿勢を改善するまでの3ステップ
まずは背中の筋肉について知る
背中の筋肉構造を理解しよう。
解決方法を知る
姿勢改善に効く理論を学ぼう。
あなたに合う方法を選ぶ
自分に合う背中トレ法を選ぼう。