「ニキビの原因ってなんだろう?」
「ニキビ痕を残さないためには、どうしたらいいんだろう?」
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ニキビの発症には皮脂の増加や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖が関係しています。
ニキビはそのまま放置しておくと炎症が強くなりニキビ痕の原因にもなります。
ニキビの悪化を防ぐためには、生活習慣の改善や効果的なスキンケア、皮膚科での治療などを取り入れていくことが重要です。
この記事では、ニキビができる原因や悪化を防ぐためのポイントを解説します。
1.ニキビの段階と症状
ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といい、毛穴を中心に繰り返し起こる皮膚の病気です。
通常、皮脂は毛穴から汗と共に排出されています。
しかし何らかの原因で毛穴の出口が塞がれると皮脂が排出されずに詰まり、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が増殖することによって炎症を引き起こします。
ニキビができ始める時期や部位には個人差がありますが、小学校の高学年から中学生頃にでき始め、高校生で症状が強くなります。
小学校のころは額を中心にでき始め、次第に頬やあご、首、胸や背中にも広がります。
なお、思春期にできるものをニキビ、大人になってからできるものを「吹き出物」ということがありますが、両者は同じものです。
ニキビは段階や症状によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」に分けられます。
ここからは、それぞれのニキビについて詳しくご説明します。
1-1.白ニキビ
毛穴に皮脂が詰まり、発疹が白〜乳白色に見えるものを「白ニキビ」といいます。
白ニキビはニキビの最初の段階で、患部が薄い皮脂で覆われて毛穴が閉じている状態です。
1-2.黒ニキビ
白ニキビが進行して毛穴が開いた状態を「黒ニキビ」といいます。
黒ニキビは肌や髪の毛、瞳などの色を構成する色素「メラニン色素」などの影響を受け黒く見えるのが特徴です。
メラニン色素は紫外線の刺激を受けると、皮膚を守るために色素を過剰に生み出します。
1-3.赤ニキビ
そして黒ニキビがさらに進行すると赤ニキビになります。
毛穴に詰まった皮脂に菌が繁殖し、炎症を起こすことによってニキビの周りが赤く腫れあがります。
1-4.黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビがさらに悪化して炎症が強くなり、表面からでも黄色い膿が見える状態です。
黄ニキビの皮膚の内側では、アクネ菌の影響で「毛包」の壁が壊され、炎症の物質が毛包の外へ流れてしまい、ニキビの炎症が周りにも広がってしまいます。
このように、ニキビは段階を経て重症化していきます。
長期にわたり症状が続き悪化すると治すことのできないニキビ痕が残ることもあります。
そのため、できるだけ早く治療を開始し、良くなった状態を維持できるように心掛けることが大切です。
2.ニキビができるメカニズム
「ニキビはどういう風にできるのだろう?」
と、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はニキビは目に見えない段階から徐々に進行し、目に見えるようになります。
ニキビは「皮脂の分泌の増加」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の増殖」という条件が揃うことによって発症しやすくなります。
皮脂は毛穴の奥にある皮脂腺から分泌され毛穴を通って肌の表面へと排出されます。
皮脂は雑菌の侵入を防いだり、紫外線から守ったりするバリア機能を持つほか、水分の蒸発を防ぐことによって潤いや艶、柔らかさを保つはたらきをします。
しかし、さまざまな原因によって皮脂が過剰に分泌されるとニキビの原因となります。
また、通常健康な肌は約28日のサイクルで「角質」がはがれおち、新しい皮膚へ生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返していますが[1]、さまざまな原因でターンオーバーが乱れると、肌の表面を覆っている角質が剥がれ落ちずに毛穴に入り込み、角栓となって毛穴を詰まらせます。
このように、毛穴の出口が塞がれると皮脂が毛穴から排出されずにたまってしまうため、毛穴の詰まりもニキビの原因となります。
そして、ニキビの炎症にはアクネ菌の影響が最も大きいといわれています。
アクネ菌は皮脂を栄養にして増殖していくため、体が菌から守ろうと反応し炎症を起こします。
進行すると膿んで痛みを伴い、炎症が治ってもニキビ痕の原因となる恐れがあるため、放置せずに早めの対策で重症化を防ぐことが大切です。
[1] 一般社団法人 日本応用数理学会 長山雅晴 傳田光洋 北畑裕之 小林康明 「角層バリア機能の数理モデルとその応用」(『応用数理』第27巻第2号 18-26)」
3.ニキビができる原因
これまで、ニキビの発症には「皮脂の分泌の増加」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の増殖」が関係しているとお伝えしました。
「じゃあどうやって対策していけば良いの?」
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ニキビは発症しやすくなる時期があり生活習慣とも深く関係しているため、それぞれの原因を理解し適切な対策をしていく必要があります。
ここではニキビができる原因を詳しく説明していきます。
3-1.皮脂の増加
皮脂の増加には、ホルモンや食生活が関係しています。
ニキビに関係するホルモンには、大きく分けて「男性ホルモン」と「女性ホルモン」があります。
それぞれのホルモンで皮脂が増加してしまうメカニズムをご説明しましょう。
3-1-1.男性ホルモンによる皮脂の増加
男性ホルモンには皮脂の分泌を促進させるはたらきがあります。
そのため男性ホルモンの分泌量が増加すると皮脂の分泌量が増加し、皮脂腺が詰まりやすくなってニキビの原因となります。
思春期にニキビが増えるのは、男性ホルモンの分泌が高まるためと考えられています。
「男性ホルモンは女性の体のなかにもあるの?」
と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、女性の体のなかでも男性ホルモンはつくられています。
女性の体内で男性ホルモンが増える原因として多いのが、ストレスです。
睡眠不足や疲労などのさまざまな原因でストレスがたまると男性ホルモンの分泌が高まり、皮脂の分泌の増加、ニキビ発症へとつながります。
そのため、ニキビを防ぐ対策として年齢や性別を問わずストレスをため込まないことや生活リズムを整えることも大切です。
3-1-2.女性ホルモンによる皮脂の増加
「どうして生理前になるとニキビが増えるんだろう?」
と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
女性の場合、生理に伴ってホルモンバランスが変化し皮脂の分泌量が増加するため、生理前にニキビが増えやすくなるといわれています。
女性ホルモンには「プロゲステロン」と「エストロゲン」というホルモンがあり、それぞれ違うはたらきをします。
プロゲステロンは皮脂分泌を促し、エストロゲンは肌のバリア機能を強化して保水力を高めます。
エストロゲンがしっかり分泌されていれば、ニキビができにくい状態が保たれます。
しかし生理前になるとプロゲステロンがエストロゲンよりも作用しやすくなるため、肌が乾燥したり、角質が詰まったりして肌が不調になるのです。
このようにホルモンバランスの変化によってさまざまな影響を受け、ニキビができやすい状態がつくられています。
3-1-3.食生活による皮脂の増加
皮脂の増加は食生活によっても起こります。
糖質や脂質は皮脂を含む体内の脂質の原料となるため、過剰摂取によって皮脂の分泌が増加しやすくなります。
皮脂自体は肌を守る役割を持ち肌には大切なものですが、過剰になるとニキビの原因となるため皮脂が過剰に分泌しないための対策が必要です。
糖質が多い食事や油分の多い食生活を送っている場合には、食生活を見直しニキビの予防や悪化を防ぎましょう。
3-2.毛穴の詰まり
毛穴が詰まる原因は「角栓」です。
角栓は毛穴から分泌される皮脂と、皮膚に残った古い角質が混ざって生じます。
そのため皮脂の分泌量が多いと毛穴は詰まりやすくなります。
また古い角質はターンオーバーの乱れなどによって皮膚に残りやすく、毛穴詰まりの原因になります。
皮脂の分泌増加は主にホルモンバランスの乱れや食生活が関係しており、ターンオーバーが乱れる原因には、睡眠不足や肌へのダメージが挙げられます。
睡眠中は成長ホルモンが多く分泌され、ターンオーバーが活発な時間です。
そのため睡眠不足が続いてしまうと、ターンオーバーがうまくいかずに古い角質が残ってしまい、毛穴詰まりの原因となります。
また、肌が摩擦や乾燥、紫外線などのダメージを受けると肌を守るために急いで修復しようとはたらき、ターンオーバーのスピードを速めてしまいます。
十分な時間をかけずにつくられた角質の細胞は、形や大きさが不揃いで乾燥しており、さらに剥がれ落ちる機能も低下しているため、そのまま積み重なってしまうのです。
未成熟なまま作られた角質の細胞はお肌のハリや弾力を低下させ、くすんで見える原因となるほか、剥がれ落ちないまま角栓となり毛穴を詰まらせる原因にもなるでしょう。
そして、毛穴が詰まる原因には「メイク汚れの洗い残し」「加齢」なども関係しています。
落としきれずに肌に残ったメイクや汚れは、皮脂と混ざり角栓の原因となり、加齢と共に肌の弾力が失われることは毛穴がたるみ、皮脂や角質を詰まりやすくするのです。
このように、さまざまな原因によって角栓ができると毛穴が詰まり、ニキビの原因となります。
十分な睡眠や丁寧なスキンケアで毛穴が詰まるのを防ぐことが大切です。
3-3.アクネ菌の増殖
アクネ菌は健康な肌にも存在する常在菌です。
アクネ菌はニキビを作る悪い菌というイメージがありますが、実は悪玉菌の繁殖を抑えて肌を守ってくれるものでもあります。
しかし悪い条件が重なるとアクネ菌が繁殖し、炎症を引き起こしてしまいます。
アクネ菌が繁殖しやすい状態について詳しく説明します。
3-3-1.バリア機能の低下
肌は本来「バリア機能」によって皮膚内の水分を保持し、さまざまな刺激から肌を守っています。
しかし、肌が紫外線や乾燥、摩擦などの刺激を受けると、バリア機能の低下を招きます。
乾燥などによりバリア機能が低下すると、皮脂の分泌が過剰になり毛穴を詰まらせ、アクネ菌を繁殖させるという悪循環を引き起こしてしまうのです。
3-3-2.毛穴の汚れ・詰まり
アクネ菌は空気に触れにくいところを好み、増殖します。
そのため肌に古い角質が残っていたり、落としきれていないメイク汚れによって毛穴が詰まっていたりと空気に触れにくい場所が生じていると、アクネ菌が繁殖してしまいます。
アクネ菌の繁殖を防ぐためにも、メイクをしたまま寝ないことや丁寧なスキンケアを心掛けていくことが大切です。
3-3-3.過剰な皮脂の分泌
アクネ菌は皮脂を栄養として増殖します。
空気に触れない毛穴のなかはアクネ菌が好む環境であり、さらに毛穴に皮脂が詰まるとアクネ菌が繁殖しやすい状態が作られてしまいます。
そして毛穴のなかでアクネ菌が繁殖すると、アクネ菌に対抗するため皮膚が炎症を起こし、「赤ニキビ」や「黄ニキビ」へ進行していくのです。
アクネ菌の増殖を防ぐためにも生活習慣を整え、正しいスキンケアを積み重ねていくことが重要です。
4.ニキビを改善するためのポイント
ニキビを予防・改善するためには皮脂の増加や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖を防いでいく必要があります。
炎症が強いまま放置していると更なる悪化やニキビ痕の原因にもなってしまいます。
ここでは、健康な肌を保つための方法として生活習慣の改善や正しいスキンケアに加えて、皮膚科での治療についても説明します。
ポイント1 食生活の改善
ニキビ対策として重要となるのは、バランスが取れた食事です。
新鮮な肌を生み出すターンオーバーには十分な栄養が必要であるため、無理なダイエットや偏った食事は肌の状態を悪化させます。
肌に良い作用を持つビタミンや腸内環境を整える食物繊維などは特に肌荒れ対策として摂取したい栄養素です。
肌に良いビタミンにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群などがあります。
肌の健康を保つはたらきをするビタミンAは、レバーやウナギ、緑黄色野菜であるにんじん、カボチャなどに多く含まれています。
そしてビタミンCは日焼けを防ぐ作用があり、コラーゲンの生成にも必須です。
ビタミンCは、ピーマンやブロッコリー、アセロラなどに多く含まれています。
ビタミンEは肌を紫外線の刺激から守り、老化防止などに効果的です。
ビタミンEはアーモンド、うなぎ、豆乳などに含まれております。
また食物繊維や乳製品は、腸内環境を整える上で摂取したい栄養素です。
腸内環境が整うとお通じが良くなり栄養の吸収も向上し、肌の調子も改善されます。
腸内環境を整えるものとしては乳酸菌を含むヨーグルトや納豆などの発酵食品、食物繊維を多く含野菜類や豆類、きのこ類を取り入れることが効果的です。
また、脂肪分や糖質の摂り過ぎには特に注意していく必要があります。
脂肪分や糖質の摂り過ぎは皮脂の増加を招くほか、脂肪分や糖質を代謝するために、肌を健やかに保つビタミンB群が大量に消費されてしまいます。
脂の多い食事やインスタント食品、甘いお菓子の食べ過ぎには気をつけましょう。
このようにニキビ対策の食生活としては、無理なダイエットや食べ過ぎなどを改善しバランスの取れた食生活を送ることが大切です。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群については、それぞれ以下の記事で詳しくご説明しています。
ビタミンAにはどんな効果がある?目標摂取量とおすすめの食品を紹介
ビタミンCの美容・健康効果は?目標摂取量と豊富に含まれている食品
ビタミンEが多く含まれる食べ物は?効果や摂取基準も詳しく解説
ビタミンB群にはどんなものがある?効果や含まれる食品を徹底解説!
また食物繊維、乳酸菌についてはそれぞれ以下の記事で詳しい説明をお読みいただけます。
食物繊維は1日にどのくらい摂ればいい?期待できる効果や食材を紹介
乳酸菌が体に良いといわれる理由とは?乳酸菌を摂取できる食材も紹介
ポイント2 十分な睡眠
睡眠不足によってターンオーバーが乱れてしまうとニキビの原因となります。
その理由は、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が乱れてしまうと肌のターンオーバーがうまくいかず、肌に古い角質が残ってしまうことで皮脂が詰まりやすくなるからです。
また、睡眠不足になって免疫力が低下するとアクネ菌が増殖しやすい状態が作られます。
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは、入眠してから数時間後に分泌されるといわれています。
皮膚は眠っている間に修復して新しい皮膚を作るので、睡眠時間をしっかり確保することが大切です。
ポイント3 ストレスをためない
ストレスがかかることによって、男性ホルモンが活発になることもニキビの原因となります。
男性ホルモンの一種である「アンドロゲン」は皮脂の分泌を増やし、毛穴を詰まりやすくさせます。
またアンドロゲンは皮膚を硬くし、毛穴を狭くしてしまう作用も持ちます。
毛穴が狭くなるとさらに毛穴が詰まりやすくなりニキビの原因になってしまいます。
ストレスをコントロールする方法としては、十分な食事や睡眠を取り、適度な運動を取り入れながらリラックスできる時間を持つことが大切です。
ゆっくりと腹式呼吸をする、ゆったりお風呂に入る、ストレッチをする、好きな音楽を聴くなど、手軽にできることから始めましょう。
ポイント4 正しいスキンケア
間違ったスキンケアはニキビの原因となります。
大人になってからできるニキビは乾燥が原因といわれており、肌がベタつきやすいと感じている方は、実は乾燥が原因かもしれません。
肌が乾燥すると皮膚の機能が潤いを守ろうとして皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まりやすくなります。
このとき肌のベタつきをスッキリさせようとして1日に何度も洗顔することは逆効果となるので注意が必要です。
洗顔によって皮脂は落とすことができますが、肌に必要な潤い成分も落としてしまうので、かえって皮脂を増加させニキビができる原因となります。
洗顔の回数は朝と夜の1日2回までとし、余分な皮脂まで落とさないようにすることがポイントです[2]。
また正しいスキンケアの方法として、メイクをする方はまずはクレンジングによってメイクをきれいに落としましょう。
メイクが毛穴に残ることもニキビの原因となります。
ゴシゴシこすらず、丁寧にメイクを落としてくださいね。
洗顔の際にも、強くこすらずにたっぷりの泡で優しく洗顔し、洗顔料はぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
ぬるま湯を使用することによって、肌への刺激を抑えながら洗顔料をしっかり落とすことができます。
洗顔後はタオルを肌に押し当てるように拭き取り、水分の蒸発を防ぐためできる限り早く保湿ケアを行いましょう。
肌に直接触れるタオルやパフなどは雑菌が繁殖している場合もあるため、清潔にして使うことも大切です。
また、外出する際には紫外線対策をすることも重要です。
紫外線は、シミやシワ、たるみなどさまざまな肌トラブルの原因となります。
紫外線を浴びることで肌はダメージを受けて日焼けを起こし、肌の水分を奪ってしまいます。
日焼け止めや帽子、日傘などでお肌を紫外線から守っていくことを心掛けてくださいね。
ポイント5 皮膚科での治療
ニキビに悩んでいる場合は皮膚科での治療も有効です。
皮膚科では症状に合わせてさまざまな治療が施されています。
毛穴詰まりやアクネ菌に効果のある飲み薬や塗り薬、膿が出て赤く炎症が起こっている場合には抗生物質の飲み薬などで治療が行われています。
またこれらの治療に加えて、皮脂腺の分泌に影響を与えるビタミンB2・B6・Cなどの内服などもあります。
その他にも、毛穴にたまっている皮脂を針で穴を開けて押し出す「面皰圧出」という処置や、ニキビ跡に対する「レーザー治療」、古い角質や毛穴汚れを優しく取り除く「ケミカルピーリング」と呼ばれる自費での治療などもあります。
ニキビに悩んでいる方は、できるだけ早く皮膚科を受診し症状にあった治療を行いましょう。
5.ニキビの原因と対策について まとめ
ニキビには「皮脂の分泌の増加」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の増殖」が関係しています。
炎症が強くなるとニキビの炎症が周囲にも広がり、ニキビ痕になる恐れもあります。
ニキビ対策としては、バランスの取れた食事や生活リズムの改善、正しいスキンケアを日頃から心掛けていくことが大切です。
ニキビやニキビ跡に悩みや不安がある場合は、放置せずに皮膚科を受診し医師に相談しましょう。