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脂質異常症とは?発症の原因や健康への影響、改善のポイントも解説!

2023年9月1日

ダイエット

「脂質異常症ってどんな病気なの?」

このように疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

脂質異常症とは血液中の脂質の値が基準値を外れた状態です。

初期には無症状で経過しますが、進行すると重篤な病気につながることもあるのです。

脂質異常症は食事や運動、飲酒、喫煙などの生活習慣が原因で発症リスクを高めるとされています。

そのため脂質異常症を改善するには医療機関での治療のほか生活習慣を見直すことが重要です。

そこでこの記事では脂質異常症とはどんな病気なのかということや発症の原因、健康への影響、改善のためのポイントを詳しく解説します。

健康的な毎日を過ごしたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

1.脂質異常症とは

脂質異常症とは血液中の脂質の値が基準値を外れた状態を指します。

脂質とは
たんぱく質や炭水化物と並ぶエネルギー源となる栄養素の一つです。ヒトの体内には水分の次に多く含まれ、エネルギー源や細胞を構成する成分としての役割を果たしています。

食べ物に含まれる脂質は主に小腸で消化され種類ごとに複雑な過程を経て体内に取り込まれ、エネルギー源として使われるほか、体内でさまざまな役割を果たします。

しかし過剰になると体脂肪として体内に蓄えられ、肥満や生活習慣病の原因となってしまうのです。

脂質異常症には、「中性脂肪」「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」の3種類の脂質が関わっており、いずれかの血中濃度が基準値を外れた場合に脂質異常症と診断されます。

中性脂肪とは
体脂肪の大部分を占め、「トリグリセリド」や「脂肪」とも呼ばれる物質です。重要なエネルギー源である一方、摂り過ぎると肥満などの原因になります。
LDLコレステロールとは
「悪玉コレステロール」とも呼ばれ、肝臓でつくられたコレステロールを全身に運ぶ作用があります。血液中で増え過ぎてしまうと血管内に蓄積し、血流を悪化させたり血液の塊(血栓)となって詰まったりすることがあります。
HDLコレステロールとは
「善玉コレステロール」とも呼ばれ、増え過ぎたコレステロールや血管に蓄積したコレステロールを回収し、肝臓に戻す作用があります。LDLコレステロールは増え過ぎると問題になるのに対し、HDLコレステロールでは減少することが問題になります。

脂質異常症の診断基準は以下のように定義されています。

【脂質異常症の診断基準】

脂質診断
LDLコレステロール140mg/dl以上高LDLコレステロール血症
120mg/dl〜139mg/dl境界域高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール40mg/dl未満低HDLコレステロール血症
中性脂肪150mg/dl以上高トリグリセリド血症
Non-HDLコレステロール170mg/dl以上高Non-HDLコレステロール血症
150mg/dl〜169mg/dl境界域高Non-HDLコレステロール血症

厚生労働省e-ヘルスネット「脂質異常症診断基準(空腹時採血)」をもとに執筆者作成

メモ
コレステロールには、LDLコレステロールやHDLコレステロール以外にもさまざまなコレステロールが含まれています。non-HDLコレステロールは全てのコレステロール(総コレステロール)からHDLコレステロールを差し引いたものです。後で紹介する「動脈硬化」発症リスクを評価する上で精度が高いとされている検査項目の一つです。

脂質の値が基準値を外れただけでは無症状であるため気付かないことも多いでしょう。

しかし放置すれば健康にさまざまな悪影響を及ぼすため注意が必要です。

2.脂質異常症による健康への影響

脂質異常症には動脈硬化を進行させるリスクがあります

動脈硬化は心臓から全身に血液を送る動脈が弾力を失い硬くなってしまう状態です。

いくつかの種類がありますが、血管内にコレステロールなどの成分がドロドロの物質となって沈着し、血管内が狭くなったり血栓ができて詰まったりする「アテローム性動脈硬化」などがあります。

動脈硬化ではさらに「狭心症」や「心筋梗塞」、「脳卒中」などの循環器病発症のリスクを高めることが懸念されます

脂質異常症による健康への影響

狭心症では心臓の血管が狭くなり、血流が悪化して歩行などの動作時に胸痛発作を繰り返し起こすことがあります。

心筋梗塞は心臓の血管に血栓ができて詰まってしまい、血流が途絶えて心臓の細胞が壊れてしまう疾患です。

脳卒中は、動脈硬化が原因で脳の血管が破れる「脳出血」や脳の血管に発生したこぶ(動脈瘤)が破裂する「くも膜下出血」、脳の血管が詰まる「脳梗塞」の総称です。

脂質異常症を発症しただけでは無症状でも、こうして動脈硬化や重篤な疾患の発症リスクを高めてしまうのですね。

3.脂質異常症の原因

「脂質異常症ってどんなことが原因で発症するの?」

というのも気になるところですよね。

ここでは脂質異常症の原因について解説します。

原因1 過食や脂質、糖質の過剰摂取

過食や脂質、糖質の過剰摂取

脂質異常症の原因の一つは過食や脂質、糖質の摂り過ぎです。

エネルギーや脂質、糖質の摂り過ぎは、中性脂肪が蓄積する原因になります

メモ
カロリーはその飲食物がどれだけ体のエネルギーになるかを表す単位で、一般的には1kcal(1キロカロリー)を最小単位として用います。体のエネルギーになる、つまりカロリーがある栄養素は脂質のほかたんぱく質と炭水化物(糖質)で、この3種類をまとめて「エネルギー産生栄養素」といいます。

特に甘いものやジュース、お酒、油ものなどを習慣的に摂取している場合には注意が必要です。

中性脂肪の数値が高くなることはHDLコレステロール(善玉コレステロール)値の低下と連動することが多いともいわれています。

またLDLコレステロール(悪玉コレステロール)は特に「飽和脂肪酸」を摂り過ぎることで増加するとされています。

飽和脂肪酸とは
肉の脂身やバター、ラード、生クリーム、インスタント食品、パームヤシやカカオ油脂などに多く含まれる脂肪酸の一種です。エネルギーとして使われる一方、過剰に摂取すると健康にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。

食品中のコレステロールによる影響には個人差が大きく、飽和脂肪酸の摂取に比べて影響が少ないともいわれています。

しかし少なからず影響することはあるため、LDLコレステロールの値が高く、飽和脂肪酸に加え卵や魚介類、菓子類、肉類などコレステロールを多く摂取している場合には、コレステロールの摂取量にも注意が必要です

原因2 運動不足

運動不足も脂質異常症を発症する原因になります。

食事から摂取したエネルギーよりも消費するエネルギーの方が下回る場合には体重が増加します。

運動によって消費されるエネルギーが少ないと、食事から摂取したエネルギーが消費できずに中性脂肪として蓄積してしまうのです。

加えて運動不足によって筋肉量が減少すると「基礎代謝」が減り、さらにカロリーを消費しづらくなってしまいます。

基礎代謝とは
体温を保ったり呼吸をしたり、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。じっとしていても基礎代謝分のカロリーは消費されます。

基礎代謝量は筋肉量によって変化し、筋肉が減ると基礎代謝もそれに伴って減ってしまいます。

1日のうち消費するエネルギーは基礎代謝によるものが最も多く全体の60%とされ、次いで身体活動や運動によるものが30%、食事から吸収した栄養素が分解されて消費されるエネルギー(食事誘発性熱産生)によるものが10%とされています*1。

運動によってカロリーを消費するだけでなく、日頃からエネルギー消費量を増やすため筋肉量を維持しておくことが大切なのですね。

腹筋をする女性

体重が増加するとLDLコレステロールの数値も上昇し、さらに肥満になると中性脂肪の数値は高いまま経過し、HDLコレステロールを低下させてしまうこともあります

運動不足にはくれぐれも注意が必要です。

*1 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー代謝

原因3 過度の飲酒

過度の飲酒も脂質異常症の発症リスクを高めます

飲酒する際にはおつまみなどを一緒に食べることで多量の脂質を摂取してしまうこともあるほか、肝臓で作られた中性脂肪が血液中に漏れ出してしまうのです。

脂質の数値が気になる場合には飲酒は控えめにしておきましょう。

原因4 喫煙習慣

喫煙習慣

喫煙習慣も脂質異常症の発症リスクを高めます

脂質異常症の主な原因は食習慣やアルコールの多飲などによるものですが、喫煙していることでさらに発症のリスクを高めてしまうのです。

これは喫煙によって食事から摂取した脂質や糖質の代謝に悪影響を及ぼし、中性脂肪やLDLコレステロールを増加させ、HDLコレステロールを減らしてしまうとされるためです。

さらにたばこに含まれる「ニコチン」が「カテコールアミン」というホルモンを分泌させ、体内で中性脂肪を作り出しやすくさせてしまうことも影響しています。

ニコチンとは
たばこに含まれる化学物質です。喫煙によって体内に取り込まれ、中枢神経に作用して心地よさをもたらし強い依存性を引き起こします。

偏った食習慣や過度の飲酒習慣などに加え喫煙習慣があるという方は特に注意が必要といえるでしょう。

原因5 遺伝

脂質異常症には、生まれながらにHDLコレステロールの数値が低いものや遺伝が原因で発症する「家族性高コレステロール血症」などがあります

生まれながらにHDLコレステロールの数値が低い場合には遺伝子の異常が原因の場合があります。

余分なコレステロールが目や腎臓などに蓄積し、黒目の部分を覆う「角膜」が濁ってしまったり貧血を来したりすることがあります。

家族性高コレステロール血症では生まれつきLDLコレステロールの数値が著しく高く、幼少期から動脈硬化やそれに伴う循環器病の発症が懸念されます。

一部の家族性高コレステロール血症の方では手の甲や膝、肘、まぶたなどに黄色く変色した隆起が生じることもありますが、多くの場合自覚症状がありません

幼少期の健康診断では血液検査を実施する自治体も少ないことから、早期発見が難しいともいわれています。

HDLコレステロールの数値が20mg/dL未満で、黒目の濁りや貧血、尿検査でたんぱくが出ていることを一つでも指摘されたことがある方は専門医で診察を受けてください。

またLDLコレステロールの数値が180mg/dL以上で皮膚に黄色い隆起があり、両親や祖父母などの家族内でもLDLコレステロールが180mg/dL以上、男性では55歳以下、女性では65歳以下で狭心症や心筋梗塞を発症した方がいる場合にも医療機関で相談しましょう*3。

*2 千葉大学医学部附属病院「HDL-コレステロール値が低いと診断された方へ

*3 一般社団法人日本動脈硬化学会 「家族性高コレステロール血症(FH)とは?

4.脂質異常症を改善するためのポイント

「脂質異常症ってどうすれば改善できるの?」

というのも気になるところですよね。

ここでは脂質異常症を改善するためのポイントを四つ紹介しましょう

脂質異常症を改善するためのポイント

ポイント1 過食や糖質、脂質の過剰摂取を控える

中性脂肪の数値が高い場合にはエネルギー量や糖質、油ものの摂取を控えましょう

HDLコレステロールの数値が低い場合にも中性脂肪の高値と併発していることが多いため、食事内容を見直してみましょう。

中性脂肪の基準値を目指す場合には1日の摂取カロリーを適正に抑えることが大切です。

「1日に必要なカロリーってどれくらいなんだろう?」

と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

1日に必要なカロリーは性別や体格、運動量などによって異なります。

ご自身の適正エネルギーを知るために、まずは標準体重を算出してみましょう

標準体重とは
BMI(Body Mass Index)が22になるときの体重のことで、最も病気になりにくい状態です*3。「身長(m)×身長(m)×22」という式で求められます。BMIは肥満度を表す国際的な指標の一つで、「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出できます。なお、日本肥満学会はBMIが18.5未満の状態を「低体重(やせ)」、18.5以上25未満の状態を「普通体重」、25以上の状態を肥満としています。

標準体重が分かったら次はどれくらい体を動かしているのか、ご自身の「身体活動レベル」をチェックします。

身体活動レベルは以下のような3段階に分けられます。

【身体活動レベルの基準】

レベル定義
レベルⅠ(低い)生活の大部分を座って過ごし、あまり体を動かすことがない場合
レベルⅡ(普通)座った状態でいることが多いが、職場内での移動や立った状態での作業・接客などを行ったり、通勤や買い物で歩いたり、家事や軽いスポーツをしたりする場合
レベルⅢ(高い)移動や立っての作業が多い仕事に従事している、または余暇に活発な運動を行う習慣がある場合

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」をもとに執筆者作成

次は標準体重と、生活習慣病の食事指導などに使われる体重1kg当たりの推定エネルギー必要量を掛け合わせます。

【体重1kg当たりの推定エネルギー必要量】 ※横にスクロールできます

男性

身体活動レベル低い(Ⅰ)ふつう(Ⅱ)高い(Ⅲ)
18歳〜29歳35.541.547.4
30歳〜49歳33.739.344.9
50歳〜64歳32.738.243.6
65歳〜74歳31.336.742.1
75歳以上30.135.5-

女性

身体活動レベル低い(Ⅰ)ふつう(Ⅱ)高い(Ⅲ)
18歳〜29歳33.238.744.2
30歳〜49歳32.938.443.9
50歳〜64歳31.136.241.4
65歳〜74歳30.035.240.4
75歳以上29.034.2-

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」をもとに執筆者作成

これで算出できたのが、標準体重の維持に必要な1日の摂取カロリーです。

例えば身長170cmで身体活動レベルがⅡに該当する35歳の男性の場合、標準体重は1.7×1.7×22=63.58kgであることが分かります。

標準体重の維持に必要な1日当たりのカロリーは63.58×39.3=約2,499kcal(小数点以下第1位で四捨五入)です。

現在の体重が標準体重を上回っていたという方は、1日の摂取カロリーを適正範囲に抑え、糖質の多いお菓子やジュース、果糖の多い果物、油を多く含む揚げ物などを控えるようにしましょう。

LDLコレステロールの数値が高い場合には、飽和脂肪酸の摂取を控えることも重要です

メモ
飽和脂肪酸は肉や乳製品(バター、牛乳)、チョコレート、卵黄、ココナッツ、パーム油などに多く含まれ、コレステロールは肉類、魚介類、菓子類、卵類に多く含まれます。

またコレステロールを多く含む卵や魚卵、えび、レバー、うなぎなどの食品も控えるようにしましょう。

食品中のコレステロールは飽和脂肪酸ほどLDLコレステロールの数値に大きな影響を与えないとされています。

ただし、過剰に摂取することで体内でのコレステロールのバランスが崩れるとLDLコレステロールの数値を高める原因になるため、注意が必要です。

*4 厚生労働省e-ヘルスネット「BMI」

ポイント2 適度な運動をする

適度な運動をする

脂質異常症の改善には適度な運動を行うことも有効です。

種目はウォーキングやスロージョギング(歩くような速さのジョギング)、自転車、水泳などの有酸素運動を行うと良いでしょう。

運動の強度は中等度程度(通常のウォーキング程度)が推奨されています。

頻度としては毎日合計30分の運動を行うことが勧められていますが、難しい場合には10分間の運動を3回に分けて実施するなど数回に分けて行っても構いません*5。

脂質異常症を改善するためには、運動を継続することが重要です。

無理なく続けられる運動を行いましょう。

注意事項
運動を行う前に虚血性心疾患合併の有無を把握し、運動を行うことの可否について確認するほか、年齢や体力、体重に合った運動量についても医師に相談してください。

*5 厚生労働省e-ヘルスネット「脂質異常症を改善するための運動

ポイント3 飲酒を控える

脂質異常症を改善する上では飲酒を控えることも重要です。

アルコールを過剰に摂取すると中性脂肪の数値を高めるほか肥満や高血圧など健康にさまざまな悪影響を及ぼすため注意しましょう。

厚生労働省では、節度ある適度な飲酒を純アルコールで1日20g程度としています *6。

メモ
体に影響を及ぼすのは、飲んだお酒の量ではなく摂取した純アルコールの量です。純アルコールの量は、アルコール度数5%のビール500mlの場合にはアルコールの比重を考慮して「500(ml)×0.05(%)×0.8=20g」の式で算出され、純アルコール量は20gになります。*7

純アルコール20gに該当するアルコール量は以下の通りです。

【純アルコール20g相当のお酒の種類と量】

種類度数
ビール5度中瓶1本(500ml)
日本酒15度1合(150ml)
ワイン14度1/4本(約180ml)
ウイスキー43度ダブル1杯(60ml)
焼酎25度0.6合(約110ml)
缶酎ハイ5度ロング缶1本(500ml)

公益社団法人 アルコール健康医学協会 「お酒と健康 飲酒の基礎知識」をもとに執筆者作成

飲酒を控える

飲酒量を抑えるほか、週に1日〜2日はアルコールを飲まない日を作りましょう *8。

*6 厚生労働省e-ヘルスネット「飲酒のガイドライン

*7 厚生労働省e-ヘルスネット「飲酒量の単位

*8 公益社団法人千葉県栄養士会「血液中の中性脂肪が高い人の食事

ポイント4 禁煙する

喫煙していて脂質異常症と診断された場合には禁煙をしましょう

たばこは中性脂肪やLDLコレステロールを増やしてHDLコレステロールを減少させるため、脂質異常症を悪化させてしまうのです。

しかし長年喫煙していてなかなか禁煙できないという方もいらっしゃることでしょう。

これはニコチンによる依存が原因です。

たばこを吸って時間がたつと血液中のニコチン濃度が低下して不快感を生じ、それを解消するために喫煙を繰り返してしまうのです。

しかし禁煙中はたばこを吸う代わりにほかの行為を行うなどの対処をすることで、吸いたい気持ちをコントロールすることができます。

また禁煙補助薬を活用したり禁煙外来での治療を受けたりすることで比較的楽に禁煙できるとされています。

ご自身で禁煙することが難しい場合には、無理せず医療機関を受診しましょう

5.自己判断せず医療機関を受診しよう

自己判断せず医療機関を受診しよう

健診で脂質異常症であることが分かった場合には、医療機関を受診しましょう

脂質異常症は進行性の病気で、改善しなければやがて動脈硬化や循環器病を発症する恐れがあります。

またなかには遺伝によって脂質異常症を発症している場合などもあり、医療機関での検査や治療が必要です。

現在無症状であっても、生活習慣の改善とともに医療機関での検査や治療を受けてください。

6.脂質異常症の原因と改善のポイントについて まとめ

脂質異常症は血液中の脂質の数値が基準値を外れた状態を指します。

進行すれば動脈硬化を進行させ循環器病を発症する恐れがあるため、早めの治療が必要です。

脂質異常症を改善するためには、食事内容を見直し、適度な運動を行い、お酒やたばこを控えて健康的な生活を送ることがポイントです。

また無症状であっても医療機関で検査や治療を受けることが必要です。

健診で脂質異常症と指摘された場合には、生活習慣を改善するとともに医療機関を受診してくださいね。

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