【2024年4月最新】ウォーターサーバーおすすめ10選を比較！失敗しない選び方も解説

１．ウォーターサーバーおすすめ10選の比較表

「ウォーターサーバーにはどのような製品があるのかな？」

「ウォーターサーバーによってどんな違いがあるんだろう？」

ウォーターサーバーと一口にいっても、さまざまな製品があって選び切れないという方もいらっしゃるでしょう。

この章ではウォーターサーバーおすすめ10選を一つの表にまとめてご紹介します。

本体や水の種類、料金、その他の機能などもまとめているので、どのような特徴があるのか比較してみてくださいね。

なお、それぞれのウォーターサーバーについては2章で詳しくご紹介しています。

※横にスクロールできます

２．ウォーターサーバーおすすめ10選

「おすすめのウォーターサーバーの詳しい情報を知りたいな」

おすすめのウォーターサーバーの基本情報を比較するだけでなく、どのような特徴があるのか具体的に知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では、1章でご紹介したウォーターサーバーの特徴をそれぞれ詳しく解説します。

おすすめ１　PREMIUM WATER amadanaウォーターサーバー

PREMIUM WATER amadanaウォーターサーバーはウォーターサーバーのブランド「PREMIUM WATER（プレミアムウォーター）」と日本の家電ブランド「amadana（アマダナ）」がコラボしたウォーターサーバーです。

PREMIUM WATERが提供している水はモンドセレクションで金賞を受賞している高品質の天然水です。

ミネラルがバランス良く含まれているためそのままでもおいしく飲むことができ、また軟水なので赤ちゃんのミルクにも利用が可能です。

PREMIUM WATER amadanaウォーターサーバーでは「グランデサーバー」と「スタンダードサーバー」の2種類を展開しています。

「グランデサーバー」は土台が木でできていて、落ち着いた雰囲気が特徴です。

ボトルカバーが備わっているのでボトルが目立たず、部屋の雰囲気を損ないにくいデザインだといえるでしょう。

消費電力を抑えた設計に加え、光センサーによるエコモードも搭載されているため電気代の節約も期待できます。

「スタンダードサーバー」は横幅が26.5cmとスリムなデザインが特徴です。

冷水と温水の両方でチャイルドロックができるので、小さなお子さまがいるお宅でも安心して利用できますよ。

見た目の良さだけではなく、機能面が充実していることもPREMIUM WATER amadanaウォーターサーバーの魅力といえるでしょう。

ただし北海道・青森・岩手・秋田・沖縄にお住まいの場合には水の送料がかかる点に注意が必要です。

PREMIUM WATER amadanaウォーターサーバーは機能面やデザイン性の高さを重視している方におすすめです。

おすすめ２　コスモウォーター smartプラス

コスモウォーター smartプラスは株式会社コスモライフが提供する天然水が利用できるウォーターサーバーです。

カラーバリエーションが豊富で、白や黒などのシンプルなものから、ナチュラルで落ち着いた雰囲気の木目調、かわいらしい雰囲気のピンクまで5種の色が展開されています。

部屋の雰囲気に合わせてお好きなカラーが選べますよ。

コスモウォーターで買える水のボトルは12Lで2,052円（税込）と本記事で紹介しているウォーターサーバーのなかではやや高めですが、初期費用、サーバーレンタル代、送料、メンテナンス料は全て無料です。

水代以外のコストが一切かからないというのはうれしいポイントですよね。

なお水のボトルは2本からしか購入できません。

ただし一人暮らしの方や水をあまり使わないご家庭などで水が余ってしまった場合、配送予定日の7日前までに申し出ることで一時中断できますよ。

コスモウォーター smartプラスはボトルの設置場所が足元にあるのが特徴で、重いボトルを持ち上げるのが大変だという方でも交換作業がしやすいためおすすめです。

またチャイルドロックにはボタンを押しながらレバーを押すと水が出てくる「簡易ロック」、ボタンやレバーを押しても水が出ない「完全ロック」、レバーを押すだけで水が出てくる「フリー」の三つのモードがあります。

いたずら防止には簡易ロックモード、留守番などでお子さまを一人にする場合は完全ロックモードなど、場面に合わせて使い分けることができますよ。

コスモウォーター smartプラスは水代以外のコストをかけたくない方やお子さまがいらっしゃるご家庭に向いているといえるでしょう。

おすすめ３　every frecious

every freciousは富士山の銘水株式会社が提供している浄水型のウォーターサーバーです。

浄水型のウォーターサーバーを利用すれば、水道水をタンクに注ぐだけできれいな水が飲めます。

every freciousのウォーターサーバーは給水時に外気を取り込まないように設計されています。

殺菌効果のある紫外線をウォーターサーバー内に照射する「UV-LED」も搭載されているため、水が常に新鮮できれいな状態に保たれます。

さらに部屋が暗くなると自動的に消費電力を抑えてくれる「SLEEP機能」や、電気代を最大約60％削減できる「ECO機能」もあります。

電気代を抑えつつ、新鮮できれいな水が飲めるのはうれしいポイントですよね。

every freciousのサーバーレンタル代は他のウォーターサーバーと比べると高めですが、水代がほとんどかからず、電気代も節約できるのでトータルのコストはかなり抑えられますよ。

なお床置きタイプのtallとtall+cafeは本記事で紹介している他のウォーターサーバーと比べると高さが112.5cmとややコンパクトな作りをしています。

身長によっては使い勝手が悪く感じるケースもあるので注意が必要ですが、操作ボタンが上部にあるため、小さなお子さまがいたずらするリスクは低いといえるでしょう。

every freciousは量を気にせずに水を使いたい方や、電気代を節約したい方におすすめです。

おすすめ４　アクアクララ

アクアクララはアクアクララ株式会社が提供する、RO水を使うウォーターサーバーです。

アクアクララのRO水は12年連続でモンドセレクションの最高金賞を受賞しています。

またアクアクララのRO水は価格も安く、2年割プランを契約すれば12Lの水を1,404円（税込）で購入することができます。

高品質なのにもかかわらず、低価格で購入できるのはうれしいポイントですよね。

また水の注文について、アクアクララではノルマがありません。

お好きなタイミングで必要な分だけ注文できるので、水を余らせなくて済みますよ。

ただしサーバーのレンタル代は1,100 ～3,300円とやや高めです。

水代がリーズナブルなのでトータルの出費はそこまで高くありませんが、水をあまり使わない方には割高に感じるでしょう。

なお「2年割プラン」や「子育てアクアプラン」を契約することでサーバーレンタル代が割引されます。

長く使う予定の方や妊娠中の方、未就学児がいるご家庭は要チェックですよ。

なおサーバーレンタル代にはメンテナンス料も含まれていて、2年に1回ウォーターサーバーのメンテナンスが行われます。

アクアクララが設ける基準を満たした専任スタッフがパーツを分解して細部までしっかり洗浄、交換をしてくれるので安心して使い続けることができるでしょう。

アクアクララは高品質な水を低価格で利用したい方や長く使う予定の方、妊娠中の方や未就学児のいるご家庭での利用に向いています。

おすすめ５　クリクラ

クリクラは株式会社ナックが提供するウォーターサーバーです。

RO水を使うウォーターサーバー4種と、水道水を使う浄水型のウォーターサーバー2種の計6種のウォーターサーバーからお好きなものを選ぶことができます。

RO水を使うウォーターサーバーは「クリクラFit」「クリクラサーバー」「クリクラ省エネサーバー」「マルチサーバー クリクラShuwa」の4種です。

クリクラFit、クリクラサーバー、クリクラ省エネサーバーは無料でレンタルできるので月々の出費を抑えることができますよ。

ただしクリクラFitとクリクラ省エネサーバーの初期費用はやや高めです。

特にクリクラ省エネサーバーの初期費用は7,700円と本記事で紹介している他社の製品と比べて高額で、水代を含めると初期費用が1万円近い出費になるケースもあります。

初月だけ出費が多くなってしまう点には注意しましょう。

またクリクラでは5.8Lと少なめの水ボトルが用意されています。

ボトルの保管場所を確保できない方や、重いボトルを持ち上げるのが不安な方におすすめですよ。

浄水型のウォーターサーバーには「feel free fit」「feel free putio（プティオ）」の2種類が用意されています。

どちらも初期費用はかからないので、サーバーレンタル代だけで利用が可能です。

feel free fitとfeel free putio（プティオ）には「あんしんサポートパック」が付いていて、1年に1回サーバーを丸ごと交換したり、故障時には無料で対応したりしてくれます。

毎年新品のウォーターサーバーが使えるのはうれしいポイントですよね。

クリクラは少なめの水ボトルを購入したい方や、浄水型ウォーターサーバーを探していて衛生的に使いたい方におすすめです。

おすすめ６　トーエル

トーエルは株式会社トーエルが提供している、RO水と天然水を使ったウォーターサーバーです。

天然水の種類が多く、「アルピナウォーター」「ピュアハワイアン」「信濃湧水」の三つからお好きなものを選べます。

アルピナウォーターは北アルプスの湧き水を原水としたRO水、ピュアハワイアンはハワイでできた水をろ過したRO水、信濃湧水は北アルプスの天然水です。

どれも軟水なので内臓機能が未発達な赤ちゃんや胃腸の弱い方などでも安心して飲めますよ。

またアルピナウォーターには一般的なサイズの12Lと軽量サイズの7.6Lの他、大容量の18.9Lも用意されています。

ボトルの容量が多いほど1L当たりの水の単価も安くなり、交換頻度も少なくなります。

ただしトーエルは本体の上部にボトルを設置するため、女性や年配の方が利用する場合は交換が大変だというケースもあるでしょう。

なおトーエルの水は定期配送ではありません。

注文の手間はかかりますが、必要なときに必要な分だけ購入できるので水を余らせる心配がありませんよ。

トーエルでは水とウォーターサーバーの組み合わせによってサーバーレンタル代が決まります。

例えばスタンダードサーバーの場合、アルピナウォーターは770円、ピュアハワイアンと信濃湧水はサーバーを無料で利用できます。

同じウォーターサーバーでも使う水によって料金が変わるので注意しましょう。

トーエルはボトルの交換頻度を減らしたい方や水を余らせたくない方に向いているでしょう。

おすすめ７　ワンウェイウォーター

ワンウェイウォーターはワンウェイウォーター株式会社が提供するウォーターサーバーです。

ボトルの設置場所が足元にあり、持ち上げる必要がないので比較的簡単にボトル交換ができますよ。

またサーバーレンタル代が無料で、水代のみで利用が可能です。

なおワンウェイウォーターではRO水と天然水が選べます。

RO水のプラスプレミアムを選べば月額1,350円（税込）でウォーターサーバーが使えるので、経済的ですよね。

さらにワンウェイウォーターでは消費電力を抑えるモードも搭載されています。

待機中の電力を50～60％節約できるので、トータルのコストをかなり抑えられるでしょう。

なおクリーン機能が付いているのでウォーターサーバーの内部は汚れにくくなっていますが、ワンウェイウォーターではスタッフによるメンテナンスを実施していない点には注意が必要です。

ウォーターサーバーを使っていくうちに給水口が汚れたり、背面にほこりがたまったりするため、定期的に本体を拭いたり背面部分に掃除機をかけたりして、ご自身でメンテナンスを行いましょう。

ワンウェイウォーターは重いボトルを持ち上げるのが大変な方、できるかぎりコストを抑えたい方におすすめです。

おすすめ８　うるのん

【基本情報】

うるのんは株式会社TOKAIが提供している、天然水を使うウォーターサーバーです。

うるのんで購入できる天然水は、モンドセレクションの金賞を9年連続で受賞していて、さらにITI（国際味覚審査機構）でも9年連続で最高ランクの三つ星を受賞しています。

国際的に認められた高品質の天然水が手軽に飲めるのは大きな魅力ですよね。

ただし水を購入した際の送料は、地域によって以下のように異なるので注意しましょう。

お住まいの地域によっては水代と同じくらいの送料がかかる場合があるので注意が必要です。

関東の一部地域では業務提携先での配送を選ぶことで送料が無料になるため、気になる方は公式サイトでチェックしておきましょう。

なおうるのんでは無料で定期的に本体の交換を行っています。

ウォーターサーバー Grandeでは6年に1度、スタンダードサーバーでは3年に1度の頻度で新品のウォーターサーバーに交換されるので、長く使う予定の方でも安心ですよね。

またウォーターサーバー Grandeでは「うるのん子育てプラン」が用意されていて、通常1本当たり2,080円（税込）する天然水が1,620円（税込）で購入できます。

未就学児のいるご家庭だけではなく、妊娠中の方がいるご家庭も割引の対象なのはうれしいポイントですよね。

うるのんは高品質な天然水を飲みたい方や、送料が安い地域にお住まいの方、妊娠中の方や未就学児のいるご家庭におすすめです。

おすすめ９　Locca Slim-R

Locca Slim-Rはプレミアムウォーター株式会社が提供する浄水型のウォーターサーバーです。

定期的に水のボトルを購入する必要がなく、水道水を使うので水代がほとんどかかりません。

Locca Slim-Rはタンク容量が多めなので、料理などで大量に水が必要な場合でも気兼ねなく使えるでしょう。

また部屋が暗くなると自動で温水タンクの電源を切る「エコモード」も搭載されています。

電気代の節約になるので、コストを抑えたい方におすすめです。

ただし長時間エコモードが起動されると温水が冷えてしまい、再び温まるまでしばらく時間がかかる点に注意しましょう。

いつでも好きなときに温水を使いたい場合はエコモードをオフにしておくと良いでしょう。

Locca Slim-Rでは初月のサーバーレンタル代が無料です。

月の途中から始めても損をしないのはうれしいポイントですよね。

しかし5年未満で解約すると契約解除料が発生するので、長く使う予定がない方は注意しましょう。

Locca Slim-Rは月の途中から使い始めたい方や、長く使う予定の方に向いているでしょう。

おすすめ１０　WATER STAND アイコン

WATER STAND アイコンはウォータースタンド株式会社が提供している水道直結タイプの卓上型ウォーターサーバーです。

水道直結タイプは自宅の水道とサーバー本体を直接つなげて使うため、ボトルを交換したり水を補充したりする手間がかかりません。

またWATER STAND アイコンは冷水と温水の他に常温水も使えます。

常温水は体への負担が少ないので胃腸が弱い方におすすめですよ。

見た目がスタイリッシュという点もWATER STAND アイコンの特徴として挙げられるでしょう。

タッチパネル式なので前面がフラットになっていて、スマートな印象のデザインをしています。

なお水を出す際はボタンを押すので、意図せずタッチパネルに触れて水を出してしまう心配もありません。

WATER STAND アイコンでは温水の温度調節が可能です。

70度、80度、90度から選ぶことができるので、用途に応じてお好きな温度の温水を使うことができますよ。

水の量は約120mL、約180mL、約300mL、3分連続の4種類から選ぶことができ、また出した水の量も10mLごとに表示されます。

計量カップなどを使わなくても水の量が分かるのは便利ですよね。

WATER STAND アイコンはサーバーレンタル代が4,400円（税込）と高めですが、水道水を使うウォーターサーバーなので水代はほとんどかかりません。

水を大量に使う方やボトルの交換、水の補充に手間をかけたくない方にもおすすめです。

３．ウォーターサーバーのメリット

「ウォーターサーバーを選ぶ前にメリットを知っておきたいな」

ウォーターサーバーの利用を検討していて、具体的にどのようなメリットがあるのか知りたいという方もいらっしゃいますよね。

そこでこの章ではウォーターサーバーの五つのメリットをご紹介します。

メリット１　手軽においしい水が飲める

ウォーターサーバーの大きなメリットとして、手軽においしい水が飲めるという点が挙げられます。

ウォーターサーバーに使われている水は「天然水」と「RO水」に大別でき、どちらも殺菌に塩素を使わないので水道水のようなカルキ臭がしません。

また水道水を使う浄水型のウォーターサーバーでもカルキ臭をなくすことができます。

浄水型のウォーターサーバーでは不純物なども除去されるので、集合住宅にお住まいで貯水槽や水道管の劣化が気になる方にもおすすめです。

おいしい水が手軽に飲めることでこまめに水を飲む習慣が身に付きやすくなるというメリットもありますよ。

メリット２　冷水や熱湯がすぐに使える

冷水や熱湯がすぐに使えるという点もウォーターサーバーを使うメリットといえます。

ウォーターサーバーの内部には冷水タンクと温水タンクがあり、冷水タンクに入った水は冷やされ、温水タンクに入った水は熱せられます。

そのため常に冷えた水と温かいお湯を使うことができるのです。

事前に冷蔵庫に水を入れておいたり、お湯を沸かしたりといった手間がかからないので、仕事や育児などで忙しい方の強い味方になってくれるでしょう。

また以下のウォーターサーバーには温度調節機能が付いています。

好みや用途に応じて温度を変更することができるので気になる方はチェックしてみましょう。

メリット３　水を買いに行かなくて良い

ウォーターサーバーの水は宅配で届くため、買いに行く必要がありません。

ペットボトルの水をスーパーやドラッグストアなどで買った場合、持ち運びが大変ですよね。

特に車をお持ちでない方や上階にお住まいの方などであれば、かなりの重労働になるでしょう。

またインターネットで水を購入することもできますが、届くまでに時間がかかり、ご自身で受け取れるタイミングを見計らって注文しなくてはなりません。

しかし水を定期購入できるウォーターサーバーであれば、毎月決まったタイミングで水が届くので、わざわざ買いに行ったり注文したりしなくて良いのです。

また水道水を使う浄水型のウォーターサーバーであれば、そもそも水を買う必要がありません。

買い物の手間が省けるという点もウォーターサーバーの魅力といえるでしょう。

メリット４　非常時に備えられる

災害により水道が止まってしまった場合でも、ウォーターサーバーのボトルのストックがあれば備蓄水として活用することができます。

災害時などでライフラインが復旧するのは、電気、水道、ガスの順だといわれています。

国や行政からの支援も届きますが、どうしても数日のタイムラグは生じてしまうため、災害時の備えとして水は最低3日分用意しておくと良いとされています。

ウォーターサーバーのボトルは容量が多く、1本当たりおよそ5～12Lもの水が入っているので、数本ストックしておけば非常時に備えられるでしょう。

ちなみにウォーターサーバーには、つまみを倒す「コック式」、コップでレバーを押す「レバー（プッシュ）式」、ボタンで操作する「ボタン式」、画面を指でタッチして操作する「タッチパネル式」といった水を出す方法があります。

停電中でもウォーターサーバーを利用したい方は、電力を使わずに水を出せるコック式やレバー式がおすすめですよ。

メリット５　おしゃれなインテリアにもなる

デザイン性が重視されているウォーターサーバーであれば、おしゃれなインテリアにもなります。

以前は白い本体の上にボトルが乗っている形状が一般的でしたが、近年では木目調などのカラーバリエーションが増え、見た目もスリムなものが登場しています。

ウォーターサーバーの内部にボトルを収納するタイプもあり、一見するとウォーターサーバーに見えないので部屋の雰囲気を損なう心配がありません。

おしゃれなインテリアとしてデザイン性の高いウォーターサーバーを選べば、部屋の雰囲気がぐっと良くなるでしょう。

４．ウォーターサーバーのデメリット

「ウォーターサーバーを利用する際に、デメリットはないのかな？」

ウォーターサーバーを導入してから後悔しないように、デメリットについてもきちんと把握しておきたいものですよね。

この章ではウォーターサーバーのデメリットを四つ解説します。

デメリット１　設置場所を確保する必要がある

ウォーターサーバーを置くためには、設置スペースを確保する必要があります。

本記事で紹介しているウォーターサーバーの大きさの平均は以下のとおりです。

申し込む前にウォーターサーバーのサイズを調べておき、置き場所を確保できるかチェックしましょう。

またウォーターサーバーの本体だけではなく、水のボトルのストックを保管する場所も必要です。

浄水型のウォーターサーバーであればボトルをストックしなくて良いので、水の保管場所を確保できそうにない方には浄水型がおすすめです。

デメリット２　コストがかかる

ウォーターサーバーを利用すると月に4,000 ～5,000円のコストが発生します。

費用の内訳は以下のとおりです。

上記の他に水の送料やメンテナンス料などがかかる場合もあります。

特に水のボトル代は費用の大部分を占めるので、費用を抑えたい方は比較的安価なRO水や、水道を使う浄水型のウォーターサーバーを利用すると良いでしょう。

またメーカーによってはサーバーレンタル代が無料のものや、省エネモードが搭載されていて電気代が節約できるものもあるので、気になる方はチェックしましょう。

デメリット３　ボトルの交換が必須

水のボトルを使うウォーターサーバーを利用する上で、ボトル交換の作業を避けることはできません。

ウォーターサーバーのボトルには1本当たりおよそ5～12Lもの水が入っているため、ウォーターサーバーの構造や利用する方によっては交換作業が大変だと感じる場合もあります。

特に女性や年配の方が利用する場合には、どのタイプのウォーターサーバーを利用するかしっかり検討した方が良いといえるでしょう。

コスモウォーターの「smartプラス」やアクアクララの「AQUA WITH」、ワンウェイウォーターであれば、ボトルの設置場所が下にあるため、交換の際にボトルを持ち上げる必要がありません。

また水道直結タイプのウォーターサーバーや浄水型のウォーターサーバーならボトルの交換作業が不要です。

ご自身にとって使いやすいウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。

デメリット４　水が余ってしまうことがある

ウォーターサーバーを利用する際、毎月決まったタイミングで同じ量の水が届く定期配送のプランが一般的です。

そのため、一人暮らしの方や普段あまり水を飲まない方などでは水が余ってしまうことがあります。

水をあまり使いそうにない方は、必要なときに必要な分だけ購入できるアクアクララやトーエル、比較的容量が少なめのボトルを提供しているクリクラなどのウォーターサーバーを選ぶのがおすすめです。

旅行や仕事などでイレギュラーに水が余ってしまった場合は定期配送を一時的に休止するなどして、ご自身の消費ペースに合わせるように調整しましょう。

なお契約によっては、定期配送を休止した際に手数料が発生する場合もあるので事前に確認が必要ですよ。

５．失敗しない！ウォーターサーバーの選び方

「ウォーターサーバーを選ぶとき、何を比較すれば良いんだろう？」

「後悔したくないから、失敗しない選び方を知りたいな」

せっかくウォーターサーバーを導入するなら、後悔したくはありませんよね。

そこでこの章では、ウォーターサーバーを選ぶときに失敗しないためのコツを八つご紹介します。

選び方１　本体のタイプ

ウォーターサーバーには床に直接置く「床置きタイプ」と机や棚の上に置く「卓上タイプ」があります。

それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあります。

床置きタイプにはタンク容量が大きく交換の手間が少ないこと、安定感があるため転倒するリスクが低いといったメリットがあります。

一方、卓上タイプではコンパクトで持ち運びが比較的簡単にでき、置く場所によって高さを変えられるという点がメリットです。

どちらも電気代はほとんど変わらないので、ご自身の使いやすいタイプを選びましょう。

また水道水を使う浄水型のウォーターサーバーの場合は床置き・卓上のそれぞれに、補充タイプと水道直結タイプがあります。

補充タイプではタンク内の水がなくなったら水道水を給水する必要がありますが、水道直結タイプでは自宅の水道とサーバー本体が直接つながっているため補充の手間がかかりません。

ただし、水道直結タイプでは水道の近くにしか設置できないので注意が必要です。

事前にどこに置くのかを考えてから、間取りやライフスタイルに適したタイプを選ぶようにすると良いでしょう。

選び方２　水の種類

使える水の種類はウォーターサーバーによって異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。

水の種類とそれぞれの特徴を以下にまとめました。

天然水には水の風味を決めるミネラルが豊富に含まれているため、水本来の味を感じることができるといわれています。

水分補給としてそのまま飲んだり、氷などに使用したりするのに向いているでしょう。

RO水は不純物と一緒にミネラルなども除去された水であるため、天然水のような風味は少なくなりますが、その分雑味がなくすっきりした味わいが特徴です。

コーヒーやお茶を飲む際に使用すると豆や茶葉の本来の味を感じることができますよ。

また臓器が未熟な乳幼児にとってミネラルが多い水は下痢などの原因になりやすいといわれているため、ミネラルが入っていないRO水はミルク作りにも向いているでしょう。

浄水を使用する場合は水を別途買う必要がなく、水のコストとしては水道代だけで良いため非常に安価です。

大量に水を使いたいという方や、水のボトルの購入費用をかけたくないという方におすすめですよ。

ご自身の用途や好みに合わせ、希望の水が使えるウォーターサーバーを選びましょう。

選び方３　機能

ウォーターサーバーを選ぶ際、機能で比較することも重要です。

冷水や温水だけでなく常温の水も使えたり、電気代を抑える省エネモードやコーヒーサーバーなどの機能が付属していたりする製品もありますよ。

以下は、本記事で紹介しているおすすめのウォーターサーバー10選の機能をまとめた表です。

※横にスクロールできます

ウォーターサーバーを選ぶ際には、ご自身に必要な機能が備わっているかをチェックするのがおすすめですよ。

選び方４　給水口の高さ

給水口の高さはウォーターサーバーのタイプや製品によって異なります。

特に床置きタイプのウォーターサーバーを利用する場合は、給水口の高さを調節することができないので事前にチェックしておきましょう。

例えば給水口が腰よりも低い位置にあった場合、ウォーターサーバーを利用するために毎回かがまなくてはなりません。

高身長の方が利用する場合には、しっかり高さを確認しておくことをおすすめします。

また小さなお子さまがいらっしゃる場合には、手が届く位置に給水口があるといたずらをして本体を倒してしまったり、やけどをしてしまったりといったリスクが高まります。

給水口の高さによって使い勝手の良さや、状況によっては安全性も大きく変わるため、給水口の高さも確認しておきましょう。

選び方５　ボトルの設置方法

ボトル式のウォーターサーバーには、本体の上部にボトルを設置する「上置きタイプ」と足元に設置する「下置きタイプ」の2種類があります。

上置きタイプでボトルが表に出ているデザインのウォーターサーバーの場合、水の減り具合が確認できるため交換のタイミングを把握しやすいというメリットがあります。

また電気を使わずに重力の力でタンク内に水を供給するタイプの製品もあり、停電時でも利用が可能です。

一方、下置きタイプはウォーターサーバーの内部にボトルを設置する構造であるケースが多く、比較的デザイン性の高いものが多い傾向にあります。

また設置時にボトルを持ち上げる必要がないので、重いボトルを持ち上げるのは難しいという方でも交換しやすい点が大きなメリットといえます。

ご自身にとって使いやすいものを選ぶようにしましょう。

選び方６　出水方法

ウォーターサーバーの出水方法も重要な比較ポイントです。

ウォーターサーバーには「コック式」「レバー（プッシュ）式」「ボタン式」「タッチパネル式」などの出水方法があります。

コック式はつまみを下または上に倒すことで水を出す方法です。

電力を使わない仕組みのため停電時でも使用できるというメリットがあります。

レバー式はレバーを押して水を出します。

製品によってはレバーを引いて水を出すケースもありますよ。

コック式と同様に、電力を使わないので停電時でも利用可能です。

ボタン式はボタンを押すこと、タッチパネル式はパネルに触れることで水を出すことができます。

電力を使うため停電時には使用できませんが、デザイン性が高く細かい操作もしやすいという特徴があります。

以下は本記事で紹介しているウォーターサーバーの出水方法の一覧です。

上記の表を参考に、使いやすいウォーターサーバーを探しましょう。

選び方７　料金

ウォーターサーバーを選ぶ上で料金を比較することも重要です。

サーバー本体の料金だけではなく、初期費用、水代、配送料、電気代、メンテナンスにかかる費用などもチェックし、トータルでかかる料金を比較するようにしましょう。

ウォーターサーバーによっては配送料やメンテナンス料が無料のケースがありますよ。

また契約年数が長いプランに加入すると通常のプランよりもサーバーレンタル代が安くなったり、お子さまのいる家庭は割引になったりする場合もあるので、お得なプランがないかも忘れずにチェックしましょう。

選び方８　デザイン

以前はボトルが本体の上部に乗っていて、色は白といったものが一般的でしたが、昨今ではボトルが本体の中に収納できるものや、木目調やメタリック調といったスタイリッシュなデザインを展開しているブランドもあります。

インテリアとの相性を見てウォーターサーバーを選べば部屋の雰囲気を損なう心配もなくなるでしょう。

従来よりもスリムなデザインの製品もあり、設置場所を確保しにくいという方やできるだけ場所を取りたくないという方にもおすすめですよ。

６．ウォーターサーバーのおすすめについてのまとめ

ウォーターサーバーはいつでもおいしい水が飲め、また冷水や温水をすぐに使える便利な家電製品です。

しかし本体のタイプや利用できる水の種類、機能、料金など、製品によって特徴はさまざまです。

この記事で紹介したウォーターサーバーのおすすめ10選や選び方を参考にして、ご自身のライフスタイルや好みと照らし合わせ、使いやすいウォーターサーバーを選びましょう。

どの製品が良いか決められないという方には、以下の多機能かつ料金もリーズナブルなウォーターサーバーがおすすめですよ。

ブランド	商品名	特徴
PREMIUM WATER	amadanaウォーターサーバー	PREMIUM WATERと日本の家電ブランドのamadana（アマダナ）が提供するスタイリッシュなデザインのウォーターサーバーです。ボトルの水にはモンドセレクションで金賞を受賞した高品質の天然水が使用されています。グランデサーバーにはエコモードが搭載されていて、電気代を節約して使用できます。
コスモウォーター	smartプラス	初期費用やメンテナンス代などがかからず、水のコストだけで利用できます。ボトルの設置位置が足元にあるため、ボトルを持ち上げずに簡単に交換ができます。カラーバリエーションが豊富で白や黒だけでなく、木目調やピンクなどのデザインも選べます。
every frecious	mini tall tall+cafe	富士山の銘水株式会社が提供する浄水型のウォーターサーバーです。給水時に外気を取り込まないように設計されており、ウォーターサーバーの内部に殺菌効果のある光を照射する機能が搭載されています。水道水をタンクに注ぐだけできれいで新鮮な水を利用できます。