ここからは、パーソナルジムの選び方についてご紹介します。
自分の「目的」に合ったパーソナルジムを選ぶ
パーソナルジムを選ぶ際は、まずトレーニングの目的を明確にしましょう。人によって目的は大きく異なりますが、例えば以下のようなものが考えられます。
- 全身のシルエットを引き締めたい
- 部分痩せしたい
- ヒップアップ
- バストアップしたい
- 腹筋を割りたい
- 肩幅を広くしたい
- パフォーマンスを上げたい
- リフレッシュしたい
- 肩こり・腰痛を和らげたい など
トレーニングの目的が決まったら、自分の目的に合ったパーソナルジムを選びましょう。
パーソナルジムといっても、店舗によって得意分野が異なります。例えば、ダイエットに特化したメニューを充実させている店舗もあれば、大会向けのボディメイクを得意とする店舗もあります。目的に合わないパーソナルジムを選んでしまうと、十分な成果を得られない可能性があるので注意しましょう。
また、自分のペースに合ったコース・プランのあるジムを選ぶことも大切です。「結婚式に間に合わせたい」「長期だとモチベーションが続かない」などの理由から、短期間での効果を求める場合は、短期集中プランのあるジムを選びましょう。
一方、「初心者・運動が苦手だからきついのはちょっと......」という場合は、厳し過ぎず続けやすいコース・プランのあるジムを選ぶのがおすすめです。
予算に収まる「料金プラン」のパーソナルジムを選ぶ
パーソナルジムの料金は、店舗やメニューによって異なります。家計に負担なくジム通いを続けるためには、予算に収まる価格帯のプランを選ぶことが大切です。ジム同士で価格を比較する際は、2カ月当たり、10回当たりなどの料金を計算して出すと比べやすくなります。
料金形態のバリエーションも、パーソナルジムによってさまざまです。コース制や回数制(チケット制)、都度払い制などがあるので、自分に合った料金形態であることを確認しましょう。
なお、パーソナルジムの中には、低価格を売りにしている店舗も存在します。安い価格は魅力的に感じるかもしれませんが、あまりにも安過ぎる場合は、トレーニング回数が少なかったり設備が充実していなかったり、マシンが古かったりする可能性があります。そのため、安い価格にこだわるよりも、自分に合ったメニューや設備が整っていることを重視して選びましょう。
通いやすい「立地」にあるパーソナルジムを選ぶ
パーソナルジムを選ぶ際に、自宅や職場、学校から近い立地にあるかどうかも重要なポイントです。立地を考える際は、普段の生活の中のどのようなタイミングでジムに通うのかも同時にイメージしておくことで、無理なく通い続けられます。
例えば平日の仕事帰りにジムに通いたいなら、職場に近い場所や通勤ルートにあるパーソナルジムがおすすめです。休日に通うのであれば、自宅に近い立地の方が便利です。
普段電車を利用して移動することが多いなら、よく利用する駅の近くにあるパーソナルジムが適しています。一方、車でパーソナルジムに通う予定であれば、駐車場の有無を確認しておく必要があります。また、駐車場が有料か無料かをリサーチしておくことも大切です。
生活に合った「営業時間」のパーソナルジムを選ぶ
パーソナルジムで結果を出すためには、定期的にジムに通ってトレーニングを続ける必要があります。効率良く理想のボディに近づくためには、生活スタイルに合った時間帯に営業しているところを選びましょう。
例えば平日の仕事帰りにパーソナルジムに通いたいなら、夜遅くまで営業しているパーソナルジムがおすすめです。ただし、営業時間と最終受付時間が異なる場合があるため、仕事の終業時刻や移動時間を考慮して、最終受付時間まで余裕をもって通えるところを選んでおくと、無理なく通い続けられるでしょう。
反対に、仕事に行く前や休日の朝活としてパーソナルジムに通いたいなら、朝早くから営業している店舗がおすすめです。このように、自分のライフスタイルの中でどの時間帯にパーソナルジムに通いたいのか、具体的にイメージをしてから営業時間をチェックしましょう。
「パーソナルトレーナー」の経歴・実績や人柄を確認する
パーソナルジムの特徴は、プロのトレーナーがマンツーマンでトレーニングの指導をしてくれる点です。トレーニングを続けて結果を出すためには、担当してもらうトレーナーとの相性が非常に大切です。
まず、パーソナルジムの公式サイトを見たり、無料カウンセリングを受けたりして、トレーナーの経歴・実績を確認します。専門性の高さや知識の豊富さを見極めるには、資格の有無をチェックするのがおすすめです。資格を持っているということは、資格取得のために勉強を続けてきたことが分かるので、向上心の高いトレーナーの証といえるでしょう。
また、人柄が自分の性格と合うことも重要なポイントです。トレーナーの接客態度が良いかどうかは、トレーニングのモチベーションに直結します。可能であれば体験トレーニングを受けて、トレーナーとの相性を確認しておきましょう。
求める「設備」が整っているジムを選ぶ
目的に合ったパーソナルジムを選ぶためには、求める設備が整っていることを確認しておかなくてはいけません。トレーニングマシンによって鍛えられる部位や効果が異なるため、自分が鍛えたい部位に適したマシンが導入されているのか、事前に確認しておきましょう。
パーソナルジムに快適に通うためには、マシン以外の設備を確認しておく必要があります。トレーニング後に汗を流してスッキリしてから帰宅したいなら、シャワー室や更衣室が設置されたパーソナルジムがおすすめです。
シャンプーやリンス、ボディソープ・タオル・ドライヤーなどのアメニティが充実していれば、手ぶらで行っても快適に過ごせます。休憩スペースやパウダールーム、ロッカールームなどが設置されているところであれば、仕事帰りやお出かけ前などにも寄れるため、便利です。
「食事管理」を希望する場合は内容・料金を確認する
シャンプーやリンス、ボディソープ・タオル・ドライヤーなどのアメニティが充実していれば、手ぶらで行っても快適に過ごせます。休憩スペースやパウダールーム、ロッカールームなどが設置されているところであれば、仕事帰りやお出かけ前などにも寄れるため、便利です。
パーソナルジムを選ぶ際は、食事管理の内容に無理がないか確認しましょう。無理のある食事制限で一時的に痩せたとしても、ジムを卒業した後に食生活が乱れると、もとの体型に戻ってしまいます。卒業後のことも見越して、自分に合った食事指導をしてくれるジムがおすすめです。
ジムによっては、LINEなどのツールを使って24時間対応してくれるところもあります。「明日の飲み会で食べていいものを知りたい」「今晩何を作ろう」など、困ったときにいつでも食生活に関する相談ができるのが魅力です。
なお、食事管理サービスは、契約プランに含まれている場合とオプションとして追加料金を支払う場合があります。無料カウンセリングの際に、食事管理がプランに含まれているかどうかを確認しておきましょう。
入会前の「見学・体験」が可能なジムを選ぶ
パーソナルジム選びで失敗しないためには、入会前に自分の目でジムの中を見ておくことが大切です。パーソナルジムの中には、無料で見学・体験させてくれるところもあるので、積極的に活用しましょう。
パーソナルジムを見学・体験する際には、以下のような項目に注目してみてください。
- 施設内の設備
- 施設内の清潔感
- ジムの雰囲気
- ユーザーの年齢層、性別
- トレーナーの接客態度 など