体重とは、人間や動物の質量を表す言葉です。

自分の体重が一般的な体重かどうかは「標準体重」と比較すると分かります。標準体重とは、糖尿病などの生活習慣病を発症しにくく、健康の維持に適した体重のことです。標準体重は「BMI」などの体格指数を用いて計算します。

BMIの計算式は「体重(kg)÷身長(m)の二乗」です。BMIが18.5~25未満なら標準体重と評価でき、それよりも少なければ「低体重」、多ければ「肥満」と判定されます。

体重は、少なすぎても体調不良や病気のリスクを高めるため、注意すべきです。特に低体重の女性は、月経不順などのトラブルが生じやすい他、出産時の出生時体重が2,500g未満になる可能性が増えるとされています。また、高齢者の低体重も免疫力の低下につながり、健康面でのリスクが高まりやすいです。

体重が標準体重を上回る場合は、ジムで筋トレを行い、カロリーを消費しながら筋肉をつけましょう。脂肪を筋肉に変換することにより、基礎代謝が上がり、痩せやすい体質に改善できます。低体重の方も適度に筋肉をつけることや、たんぱく質やカルシウム、ビタミンDといった栄養素を積極的に摂取して、健康的な肉体へと導くことが重要です。