筋肉量とは、姿勢を保ったり、心臓を動かしたりするはたらきを持つ「筋肉組織」の重さを示す指標です。統計学的にみると、筋肉量は20歳ごろまで増加し、その後は緩やかに減少する傾向が見られます。日常生活のなかに運動を取り入れると、筋肉量の減少を防ぎやすくなります。

筋肉量が多い方は、基礎代謝量が増加してカロリーの消費を促進できるため、痩せやすい体質へと改善することが可能です。また、骨密度を向上させられることもメリットであり、骨粗しょう症を予防して、骨折などのリスクを抑えやすくなります。

筋肉量を増やす方法としては「筋力トレーニング」や「有酸素運動」の実施がおすすめです。筋肉を作る栄養素として機能する「たんぱく質」を摂取することもポイントになります。また、筋肉は筋トレで傷ついた筋繊維が回復するときに成長するため、適度な休息を挟むことも重要です。

効果的に筋肉量を増やしたい場合は、ジムに設置されているマシンを活用しながら筋トレを行いましょう。トレーナーに相談することにより、適度なウェイトの設定や、休息のタイミングなどのアドバイスも受けられます。筋トレと合わせて、ランニングマシンなどを使った有酸素運動を取り入れると、より効率的に筋肉量を増やせます。