体脂肪率とは、体重に対する体脂肪量の割合を示す指標です。ダイエットやボディメイクにおいては「体重」や「BMI」といった指標も注目されますが、これだけでは筋肉が多いのか、それとも脂肪が多いのかを判断できません。体脂肪率を計測することにより、自分自身の体質を正確に判断しやすくなります。

体脂肪率の計算方法は「体脂肪量÷体重×100」です。体脂肪率を計算するためには、先に体脂肪量を測る必要があります。体脂肪量を測る方法はいくつかありますが、主流なのは体内の水分量から体脂肪量を計測する「生体インピーダンス法」です。

体脂肪率が高過ぎると、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を引き起こしやすくなります。反対に体脂肪率が低過ぎると、外部から受けたダメージが大きくなったり、免疫力が低下したりといった問題が起こりやすいです。

適正な体脂肪率の目安は、成人男性が20%以下、成人女性が30%以下とされています。ジムでは、筋肉量を増やすトレーニングを重視しましょう。脂肪を筋肉に変換すると、基礎代謝が向上します。基礎代謝が上がると脂肪を燃焼しやすくなるため、正常な体脂肪率にコントロールしやすくなります。