ヒップ周囲径とは、お尻の一番出っ張っている部分を起点にして計測したサイズです。姿見で横方向から体を移し、お尻のトップに当たる部分にメジャーを巻いて測定します。姿見を正面から見ると、腰骨を起点とした測定になりやすく、正しいヒップ周囲径を測りにくいため注意しましょう。

日本人のヒップ周囲径は、平均値で85cm～90cmとされています。ヒップ周囲径を平均値に近づけると、美しいヒップラインが手に入る他、お尻から膝関節までの距離が伸びるため、脚を長く見せる効果も期待できます。また、お尻は下肢を支えるパーツなので、姿勢を改善しやすいこともメリットです。

ヒップ周囲径を改善したい場合は、ジムでヒップアップを中心としたトレーニングを行いましょう。トレーナーの指導を受けることにより、「ヒップエクステンション」や「バックキック」といった高負荷のトレーニングも安全に行えます。

また、自分に合った負荷でトレーニングを行うことも、重要なポイントです。無理な負荷をかけた状態で筋トレをすると、フォームが崩れやすく、けがの原因となるため注意しましょう。また、ヨガにもヒップアップに適したポーズがあるため、ヨガの指導を受けられるジムへ通うこともおすすめです。