ランニングマシン用語における「スピード」とは、足元のベルトが動く速度を表す言葉です。ジムなどに設置されているランニングマシンには、さまざまな機能が付帯しており、スピードや距離、傾斜などを一定の範囲内で自由に決められます。スピードを設定すると、走りたいペースに合った速さでベルトが動きます。

ランニングマシンのスピードは「6km」「10km」のように、時速から決めることが一般的です。例えば10kmを選んだ場合、1時間当たり10kmを走破できるスピードに設定できます。使用するランニングマシンによって、最低・最大のスピードが異なる場合があるため、設定を確認しましょう。

ジムのランニングマシンをウォーキング目的で利用する場合は、6kmまでの穏やかな速度がおすすめです。ジョギングの場合は10~12km、ランニングの場合は12~15kmに設定すると良いでしょう。

ただし、ランニングマシンを効率良く使うためには、スピードと同等以上に「継続」を意識することが重要です。有酸素運動は、一定以上の時間を続けてこそ効果が出やすい運動なので、無理のないスピードを選び、なるべく長く走り続けましょう。特に初心者の方の場合、スピードが速過ぎると転倒するリスクもあります。