ハンドグリップセンサーとは、ランニングマシンに付帯する機能の一つです。多くのランニングマシンには、走行中の転倒を防ぐことなどを目的として、マシンの前方部分に「ハンドグリップ」が設置されています。このハンドグリップに、電子的な機能が追加されたものがハンドグリップセンサーです。
ハンドグリップセンサーが持つ機能は、さまざまです。高機能なモデルのなかには、ハンドグリップに光学式の機器が内蔵されており、ハンドグリップを握りながら走るだけで心拍数を計測できるものもあります。このような機能を利用すると、トレーニング中のコンディションを把握しやすく、効率の良い運動につなげられるでしょう。
また、ハンドグリップ部分に、速度と傾斜の調整ができる物理的なスイッチが搭載されたモデルもあります。こういったモデルを選ぶと、タッチパネルやディスプレイパネルを触らずに負荷を調整できるため、安全な体勢を確保したままランニングを続けられることがメリットです。
ジムには、さまざまなメーカーのランニングマシンが設置されています。ハンドグリップセンサーの有無や機能の中身は機種によって異なるため、トレーナーの説明を受けながら、自分に合った機能を備えるランニングマシンを利用しましょう。