LBM(Lean Body Mass)とは、直訳すると「脂身のない体の量」のことです。LBMは一般的に「除脂肪体重」といわれます。LBMは、体重から脂肪分を引いた数値を表しており、LBMは「筋肉」「骨」「内臓」「血液」などの水分で構成されています。

LBMを計算するときは、まず「体重×体脂肪率÷100」で「体脂肪量」を求めましょう。次に「体重-体脂肪量」を計算し、割り出した数字がLBMです。例えば、体重が60kgで体脂肪率が20%の場合、体脂肪量は12kgとなり、LBMは48kgと計算できます。

LBMが多ければ多いほど、有酸素能力が高い傾向にあるため、運動時のパフォーマンスが向上する可能性が高いです。また、LBMは身長の成長との関わりが深いことも分かっており、身長が成長スパートを迎える時期にLBMを増加させると、背が伸びやすくなるとされています。

LBMを健康的に増やすためには、運動と栄養、休養のバランスをとることが大切です。ジムでトレーニングを重ねると同時に、必要な栄養素もしっかりと補給しましょう。また、無理な運動は控え、良質な睡眠をとりながら、適度に筋肉を休ませることもポイントです。