BMR(Basal Metabolic Rate)とは、日本語で「基礎代謝量」に置き換えられる言葉です。基礎代謝は、年齢や性別、遺伝などの影響により変化します。また、筋肉量が多いほど基礎代謝が高くなるため、筋肉が多い方は太りにくい体質になると考えられます。

BMRの計算方法はいくつかありますが、特にポピュラーなのは「ハリス-ベネディクトの式」です。男性は「66+13.7×体重(kg)+5.0×身長[cm]-6.8×年齢」、女性は「665+9.6×体重(kg)+1.7×身長[cm]-7.0×年齢」で1日当たりのBMRが分かります。

BMRを増やすことにより、先述したように痩せやすい体質へと改善できる他、血行不良を改善する効果も期待できます。これにより、冷え性や肩こりなどの症状を改善させられる可能性があることに加えて、肌のターンオーバーを促進しやすくなることもメリットです。

BMRを増やすコツは筋肉量を増やすことなので、ジムでは筋肉を刺激する「レジスタンス運動」を中心としたメニューを組みましょう。例えば「プランク」「ヒップリフト」「スクワット」「ダンベルスクワット」などのトレーニングは、BMRを改善する上で役立ちます。