上腕二頭筋とは、上腕の「力こぶ」に当たる筋肉です。上腕二頭筋は、ひじと肩の二つの関節にまたがる大きな筋肉であり、ひじや肩、前腕の動きに大きく関与します。日常生活で例えると、ドアノブを回したり、体に向かってものを引き寄せたりするときに使う筋肉が、上腕二頭筋です。

上腕二頭筋は「長頭」「短頭」の二つに分類できます。長頭は上腕の外側についた筋肉で、主にひじの関節を曲げるときに使われており、長頭を鍛えると盛り上がった力こぶが手に入ります。一方の短頭は、上腕の内側に位置しており、ひじを曲げる動作や前腕を回転させる動作に使う筋肉です。

上腕二頭筋を効率良く鍛えるためには、この長頭と短頭をバランス良く鍛えることが重要です。上腕二頭筋のトレーニングメニューには「ダンベル」などの器具を使う場合がありますが、筋肉量に合った負荷や回数を選ぶことも、上腕二頭筋のトレーニングにおけるポイントになります。

トレーナーの指導を受けられるジムでは、適切なメニューやウェイト、回数などを、プロの視点で的確に判断してもらえます。「ダンベルサイドカール」や「ダンベルドラッグカール」といった高負荷のトレーニングも安全に行えるため、筋トレの効果を高めやすいでしょう。