前腕屈筋群とは、ひじの内側から前腕の手のひらを経由して、指先までにつながる筋肉の総称です。そもそも「前腕」とは、手首からひじまでにかけての部分を指しており、この箇所にある筋肉は「前腕筋」と呼ばれます。前腕筋は、前腕屈筋群の他、「前腕伸筋群」の二つに分類されています。

前腕屈筋群にの主な内訳は「橈骨手根屈筋群」「尺側手根屈筋群」「円回内筋」「浅指屈筋」「長掌筋」などが集まっていまです。主に手首を曲げる役割のある筋肉が集まっていますがを果たしますが、ものを投げるときにかかるひじの内側への負担を軽減する役割も持っており、スポーツを行う際などにもアスリートにとっても大切な筋肉といえます。

前腕屈筋群は腕立て伏せなどでも鍛えられますが、効率良く筋肉を発達させたい場合は、ジムでより高負荷なトレーニングを行いましょう。ダンベルを使う「レバレッジバーエクササイズ」や、バーベルを使う「リストカール」などのトレーニングは、前腕だけ屈筋群の強化に向けて特に有効です。

それらのトレーニングに有酸素運動を追加すると、より効率的に前腕屈筋群を鍛えられます。「サイクリング」や「エアロビクスダンス」などは、気軽に行える有酸素運動です。ジムにプールが併設されている場合は、全身をバランス良く鍛えられる水泳もおすすめできます。