ダブルレッグストレッチとは、主にインナーマッスルを鍛えるエクササイズの一つです。よく似たエクササイズに「シングルレッグストレッチ」がありますが、ダブルレッグストレッチは両脚で行うシングルレッグストレッチと考えましょう。シングルレッグストレッチと比較して骨盤に与える刺激が強く、より体幹を強化しやすくなります。

ダブルレッグストレッチは、インナーマッスルの強化に加えて、股関節の柔軟性アップや膝周りの筋肉の強化、腸内のガス抜きといった効果が期待できるエクササイズです。

基本的なやり方は、まずニュートラルポジションから両脚をテーブルポジションに持ち上げて、両脚の内側をくっつけた状態を保ちましょう。吐く息で上半身を起こして、両腕を水平に伸ばします。 次に、息を吸いながら両腕を耳の脇に伸ばし、両脚を45度の高さにして遠くへ伸ばします。吐きながら両腕を曲げて膝を胸に引き寄せたら、両腕を両膝の下あたりに回して軽く手を触れましょう。これが1セットで、5~10セット程度を繰り返します。

ダブルレッグストレッチを行うためには、体幹の力が必要です。ジムに設置されている「バランスボール」を使ったトレーニングは体幹の強化に適しているため、ジムのトレーニングと並行すると、ダブルレッグストレッチを行いやすくなるでしょ う。