シングルレッグストレッチとは、横になった状態から片脚を伸ばし、もう一方の膝に向けて上体を近づけるエクササイズです。ピラティスでよく行われる「ダブルレッグストレッチ」を片脚で行うエクササイズであり、ダブルレッグストレッチと比較して難易度がやや下がります。

シングルレッグストレッチは、骨盤と脊柱の安定感を高める効果が期待できるエクササイズです。腹部に対して刺激を加えられるため、腹直筋や腹斜筋を鍛えられる可能性もあります。

シングルレッグストレッチを行う際は、あおむけになってテーブルトップポジションをとりましょう。次に、息を吸って吐きながら上体を持ち上げ、左ひざを伸ばし、両手を右膝に添えます。息を吸って左右の脚を入れ替えて、同じように動くまでの動作が1回です。これを5~10回繰り返しましょう。

シングルレッグストレッチは初心者の方でも行いやすく、おなか周りの筋肉を強化する効果が期待できます。一定の筋肉がついた後は、ジムでより強度の高いトレーニングを行うと腹筋を強化しやすいです。ジムに設置されている「アブドミナルマシン」や「カーフレイズ」といったトレーニング器具を使いながら、効率良く腹筋を鍛えましょう。