山のポーズ(ターダ・アーサナ)とは、立位で行う基本的なヨガポーズの一つです。「ターダ・アーサナ」はサンスクリット語で、それぞれ「山」「ポーズ」を表しています。山のポーズは、シンプルに立っているだけのように見えますが、奥が深く、極めるのが難しいヨガポーズです。

山のポーズを正しく理解して実践すると、姿勢の悪い癖を矯正しやすく、正しい姿勢に改善しやすくなります。体をまっすぐに伸ばすことを意識し続けるポーズなので、集中しやすく、リフレッシュしやすいこともメリットです。また、姿勢の歪みを改善することにより、腰痛や坐骨神経痛を和らげられる可能性もあります。

山のポーズを行うときは、脚を骨盤の幅に開いて立ち、足先を平行にしましょう。足の指を持ち上げて床の上に置き直し、親指・小指・カカトへ均等に体重が乗るようにします。肩を持ち上げて背筋を伸ばし、腕をリラックスさせます。軽くあごを引いた状態で正面を見て、5回~8回呼吸するのが基本的なやり方です。

山のポーズはシンプルながら、マスターするのが難しいポーズです。正しいポーズを学びたい場合は、ヨガスタジオを併設したジムを利用しましょう。インストラクターから直接指導を受けることにより、山のポーズのメリットを享受できます。