アシュタンガヨガとは、近代ヨガの父とも呼ばれるティリマライ・クリシュナマチャリア氏が考案したヨガです。その弟子であるシュリ・K・パタビジョイス氏がアレンジを加えて、現在のアシュタンガヨガが生まれたといわれています。この哲学は、シュリ・K・パタビジョイス氏の著書である「yoga Mala」に記されています。
アシュタンガヨガの特徴は、ヨガの経典である「ヨーガ・スートラ」において、思想や呼吸法としてまとめられている「八支則」を基にすることです。アシュタンガという言葉は、サンスクリット語で八支則を表しています。八支則を基に連続したポーズをとることにより集中力を高め、悟りの境地を目指すのがアシュタンガヨガです。
アシュタンガヨガのポーズは強度や難度が高く、ハードな動きを求められるため、脂肪燃焼効果が期待できます。修行の一環として行われてきた歴史をもつことから、精神を安定させる効果も期待できるでしょう。
ヨガスタジオを併設するジムでは、プログラムの一つとしてアシュタンガヨガを行っている場合があります。アシュタンガヨガは強度が高く、流れるような動きで行う難易度の高いメソッドなので、インストラクターの指導を受けて行うことをおすすめします。