プランクポーズとは、ヨガの準備体操として行われる「太陽礼拝のポーズ」の一部としても用いられるヨガポーズです。プランクは日本語で「板」を意味する言葉であるため、日本では「板のポーズ」と呼ばれることもあります。

プランクポーズは、おなか周りの筋肉に強い刺激を与えられるため、体幹の強化に期待できるポーズです。また、姿勢の維持に影響する「脊柱起立筋」を鍛えられることも特徴的であり、プランクポーズを継続的に行うと、姿勢の改善や基礎代謝の向上といった効果も期待できます。

プランクポーズは、四つん這いの姿勢で行うポーズです。両手を肩幅の広さまで開いたら、肩の下に腕を回しましょう。指をしっかり広げて、手のひら全体に体重をかけたら、脚の爪先をたてて、片脚ずつ後ろに伸ばします。頭からかかとまでを一直線に伸ばしたら肩甲骨を寄せ、30秒ほど呼吸を続けましょう。

プランクポーズは、おなかに力が入っていない状態で行うと体幹を強化できず、反対に腰を痛める可能性があります。けがのリスクを抑えるために、慣れるまではインストラクターによる指導を受けましょう。ヨガスタジオを併設した総合ジムを利用すると、筋トレなどとも併用しながらヨガを学べます。