シャヴァーサナ(屍のポーズ)とは、屍のように全身の力を抜くヨガポーズの一種です。シャヴァーサナはサンスクリット語で「屍」という意味を表しており、英語では「デットポーズ」とも呼ばれています。シャヴァーサナを極めると、わずか5分間ポーズをとるだけで、2時間の休息と変わらない効果を得られると言われております。

シャヴァーサナはあおむけになって脱力し、全身の筋肉を休ませるポーズなので、全身の疲労回復につながりやすいポーズです。そのままの状態で息を吸ったり、吐いたりすることを繰り返すため、呼吸を整えて心を落ち着かせる効果も期待できるでしょう。

シャヴァーサナを行う場合は、あおむけになって両脚を肩幅まで開き、手を脇から少し離した状態で手のひらを天井に向けます。肩や首の力を抜いたらあごを軽く引き、目を閉じましょう。体重をマットに預けるような感覚で顔の力を抜き、指先や足先も脱力させた状態で、深い呼吸を繰り返してください。

シャヴァーサナを短期間で極めたい方には、ヨガレッスンを行っているジムに通うことをおすすめします。ヨガインストラクターによる指導を受けながら、ポージングや力を抜くためのコツを学べるため、リラックス効果を引き出しやすいでしょう。疲労回復後は筋トレにも移行でき、ボディメイクも効率的に進められます。