ケトルベル とは、ケトル=やかんのような見た目のトレーニング器具です。丸い形や四角い形の重りの上に、取っ手が付いていることがケトルベルの特徴といえます。よく似たトレーニング器具に「ダンベル」がありますが、ケトルベルはダンベルと比較して持ちにくいです。ケトルベルを扱うためには全身の力を使う必要があるので、さまざまな筋肉を鍛えられます。

ケトルベルの重さは4kg~48kg前後と幅広く、男性は12kg、女性は8kg前後のケトルベルを使うことが一般的です。ケトルベルを使うトレーニングは全身運動になるため、心肺機能の向上や、脂肪燃焼機能にも期待できます。

ジムでは、ケトルベルをスクワットやスイング、スナッチ、クランチ、ランジなどの筋トレや、有酸素運動と組み合わせて使用します。 全身の筋肉を鍛えたい場合は、ケトルベルを振り子のように使う「ケトルベルスイング」、上半身を中心に鍛えたい場合は、肘を曲げてケトルベルを持ち上げる「アームカール」がおすすめです 。

ケトルベルは操作が難しいため、安全かつ効果的に筋トレをするためには、正しいフォームを維持しながらトレーニングを重ねる必要があります。初心者の方は、トレーナーによる指導を受けられるジムを利用すると良いでしょう。