グリップストレングスナー とは、手や手首、前腕を強化するトレーニングに用いる補助器具です。片手で握れるサイズのため、自宅で行うトレーニングに活用できることはもちろん、ジムなどの外出先に持ち運んで使えます。

グリップストレングスナーは、ピストルのような形状をしており、負荷がかかるレバーが前方部分に設置されています。使い方は簡単で、片手でグリップストレングスナーを握り、親指の付け根でグリップストレングスナーを固定して、レバーを引き込んで圧力をかけるだけです。家庭用のごく一般的なグリップストレングスナーの場合、負荷を10kg~40kg前後の間で自由に調整できるため、自分の筋肉量に合わせてトレーニングができます。

グリップストレングスナーなどを用いて行うハンドグリップトレーニングは、握力の向上や前腕の筋力強化、さらに高血圧対策にも有効です。 ただし、グリップストレングスナーでかけられる負荷は限定的で、短期間で大きな効果は見込めません。握力をより効率的に強化したい場合は、ジムを利用しましょう。

ジムでは、ダンベルを使った「リストカール」や、懸垂用の器具を使った高負荷で本格的なトレーニングを行えます。また、圧力トレーニングは筋肉痛が起こりやすく、痛みが出ているときにトレーニングを継続するのは逆効果です。トレーナーに負荷調整を依頼でき、的確な量と回数の圧力トレーニングに制限できることも、ジムを利用して鍛えるメリットです。