握力計 とは、その名のとおり、握力を測定するために使う機器です。握力計には、デジタル式とアナログ式があり、デジタル式は0.1kg単位までの細かな測定に対応しています。アナログ式の場合でも、最大で100kg前後までの測定が可能です。

握力計を使って握力を測定するときは、人差し指の第2関節がほぼ直角になるようにして握り、腕を自然に下げた状態で握力計を使用します。その姿勢を維持したままで握力計を思い切り握り、数値を測定しましょう。左右2回ずつ測定し、それぞれ良い方の記録を平均して握力を計算してください。

握力計は家庭用の商品も販売されていますが、一般的なジムにも設置されている場合が多いです。ジムでトレーニングを行う前後に、握力を測定すると良いでしょう。握力の平均は、30~34歳までの男性で47.03kg、同じく30~34歳までの女性で28.77kgです。

1週間ごと、1カ月ごとなどの頻度で握力計を使って握力を測定すると、ジムで行っているトレーニングがどの程度の効果を発揮しているのかがわかります。握力計は、トレーニングのモチベーションを維持・向上させるためにも役立つ機器なので、ジムで見かけた際は計測してみてください。