バックスクワットとは、主に下半身全体の筋肉を鍛えるトレーニング方法です。スクワットのなかでは定番に位置付けられるトレーニング方法であり、ウェイトトレーニングにおいても「ベンチプレス」「デッドリフト」に並んで「BIG3」と称されるトレーニングになります。

バックスクワットで鍛えられる具体的な筋肉は、大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋の3つです。お尻から膝にかけての筋肉をバランス良く鍛えられるため、脚全体を引き締める効果や、基礎代謝を高めて痩せやすい体質に改善する効果に期待できます。

バックスクワットは、バーベルを利用するトレーニングです。まず両脚を肩幅程度に開いて、爪先をやや外側に向けた状態で、僧帽筋の上にバーベルを担ぎましょう。お尻を突き出すように腰を落とし、膝よりも低くなった場所でキープします。そして、元の状態にゆっくりと戻すまでの動作が1回です。

ジムでバックスクワットを行うときは、トレーニングの開始前に必ずストレッチを行いましょう。ストレッチで関節の可動域を広げておくと、筋肉を効率良く鍛えられる他、けがの予防にもつながります。また、トレーナーのアドバイスを受けて、自分に合った重さのバーベルを選ぶこともポイントです。