タバタ式トレーニングとは、インターバルを挟みながら高強度のトレーニングを行う、インターバルトレーニングの一種です。立命館大学スポーツ健康科学部の学部長である、田畑 泉教授が考案したトレーニングで、「タバタ式プロトコル」と呼ばれることもあります。

タバタ式トレーニングのやり方は、シンプルです。20秒間の高強度なトレーニングを行い、10秒間のインターバルを挟んで、再び20秒間の高強度なトレーニングを行います。運動と休憩を8回繰り返すまでが、タバタ式トレーニングの1セットです。

トレーニングメニューは自由に決められますが、現実的に選べるのは、20秒のトレーニング時間で複数回を完結でき、なおかつインターバルの10秒以内に切り替えられるメニューに限られます。そのため、昇降運動や腕立て伏せなどを中心に行うことが一般的です。

筋肉量を増やしたり、ダイエット効果を高めたりしたい場合は、ジムの本格的なトレーニングとタバタ式トレーニングを併用しましょう。タバタ式トレーニングは短時間のトレーニングのため、1回で消費できるカロリーは少ないです。その他のトレーニングの補助としてタバタ式トレーニングを取り入れると、効率良く目標を達成しやすくなります。