クロストレーナーとは、グリップやハンドルを握った状態で、ステップの上に乗って腕を動かす有酸素運動の一種です。また、このトレーニングを行う「クロスマシン」のことを、クロストレーナーと呼ぶこともあります。

クロストレーナーの特徴は、上半身と下半身の両方の筋肉に刺激を与えられることです。有酸素運動を行うマシンは、「トレッドミル」のように下半身を重点的にを鍛えるものが多いです。クロストレーナーは全身を同時に動かせるトレーニングなので、一石二鳥のトレーニング方法といえるでしょう。

クロストレーナーのやり方は、まずグリップを握った状態でステップに両足を乗せましょう。できるだけかかとを浮かさずにステップを踏み込むと、ペダルが回転します。この動きに合わせて、ハンドルを持つ手も前後に動かすのが基本的なトレーニング方法です。

ジムに設置されている本格的なクロストレーナーは、筋肉量や目標に合わせて負荷の強弱を決められます。また、心拍数がモニターに表示されるマシンもあるので、理想とする負荷にコントロールしやすいこともメリットです。まずは軽めの負荷からクロストレーナーを始めて、無理のない範囲で負荷を強めながらトレーニングを進めましょう。