ランニングとは、「走る」を意味する有酸素運動の一つです。カロリー消費や体脂肪の減少といった効果に加えて、筋肉量も増やしやすいことがランニングのメリットです。よく似た言葉に「ジョギング」がありますが、ランニングはジョギングと比べて走るスピードが速く、より本格的なトレーニングとなります。

ランニングを生活に取り入れると、心肺機能を高めやすく、肥満指数を改善して血圧やコレステロールを低下させる効果にも期待できます。また、体重を減らすことにより、関節の負担を軽減させやすいことや、免疫力を高めやすいこともランニングの魅力です。

ランニングをするときは、高温多湿な日中を避けて、早朝や夕方などの涼しい時間帯に走りましょう。ランニング中は汗をかきやすいため、通気性が良いトレーニングウェアを着用することがおすすめです。夏の暑い時期はこまめに水分を補給したり、帽子を被ったりするなど、熱中症対策も欠かせません。

大半のジムにはランニングマシンが設置されており、空調の効いた屋内でランニングが可能です。ランニングマシンには、速度や傾斜を細かく設定できるものもあり、最大心拍数なども計測しながら運動できます。慣れるまでは、ランニングマシンの速度を7~10kmほどに抑えて、徐々に速度を速めましょう。